(スーパーからの帰り道。窓からこぼれる光を不審に思いつつも、ポケットから鍵を取り出し、ガチャリと回して。するとそこには、見覚えのある姿。スーパーの袋を持ったまま、相手の居るところへ小走りで行けば、「…麻琴、」と座り込む相手に声を掛け (大丈夫ですよ、またこうして話すことが出来たんですから、そう思わないで下さい)