匿名 2013-05-04 04:12:07 |
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紅は絶っくんが好きだった。今も昔も────────────────────「そうか、紅はずっと隣に居てくれたな。いくら絶望させようとも。」
「絶っくん・・・・・」
この時紅は少しばかし希望を持ってしまった。あまりにも絶の目が熱っぽかったから。
「絶っくん、私は君が好きだった。今も昔も。いくら絶望させようとしても、君が好きだった。」
そう、まぎれもなく
「紅・・・・」
そうか、だから、あいつには効かないのか。
「あぁ、俺も好きだぜ紅」
「!!」
紅は、嬉しかった。そう、嬉しかったのだ。天に召されるような底から感じる感謝。幸せの気持ち。
「絶っく・・・」
「絶望させられない永遠の敵だと、ライバルだと思ってたまでわな!」
「ッ!!?」
絶は、気付いた。紅を絶望させる要素に。なぜきずかなかった?俺は絶望に関しては天才だと思っていたのにな?簡単な言だったのだ。
紅は感じた。危機感を。絶の目の熱っぽさの裏に凄まじい寒気を感じた気がしたからだ。いや、気がしたではない。感じたのだ。
「紅、これからも永遠に"ライバル"でいよう」
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