お暇、(いつもと変わらず鎮まった部屋に小さく溜め息ついてしまう。どうして誰も来ないかな‐、なんて考え。「君は何て名前?」と机の上にあるティッシュ箱に向かって話し掛ける。それがいつもと変わらない私の癖だと自覚している)