匿名 2013-04-28 23:14:48 |
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・・・っ、くっそ、
(とある事情で家を飛び出してきた自分、あの女のあの言葉を思い出す度苛立ちが蘇り見ず知らずの人間に手を上げそうになってしまう自分を必死に抑えようとひたすら走って走って...そんな自分の顔はきっと苛立ちに歪んでいるのであろう、それを証明するかのように全力で走り去る自分を見る人はほとんどが自分をキチガイ者だというような目で見ていて。無我夢中に走っていれば足が遂に限界だと悲鳴を上げ始め徐々にスピードを緩めながら立ち止まった処は来た事も見た事もないような海辺で〝一体俺は何処まで来たんだよ...〟なんてやけに冷静な頭で此処まで来た道のりを辿ってみようとするも全く思い出せず先程からのあの女に対する苛立ちが倍増するように此処までの道のりさえも思い出せない自分に腹が立ってきてその苛立ちに自分は馬鹿だなと呆れながら砂浜へと体育座りを緩くしたような姿勢で座り込めば頭を項垂れさせて、まるでその様子は全ての事を忘れようとでもしているよう。
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