………太郎 太郎「あー…分かったよ。悪いね先輩、邪魔しちゃってさ」 (そんな先輩の様子を見て簗瀬は責任を感じたのか、太郎に顔を向けて短く名前を呼び。太郎はすぐに簗瀬の言わんとしている事を察し、苦笑しながら肩をすくめて踵を返す。去り際に「あんまり強がられると心配になっちゃうもんだよー」と言い残して校舎の角に消えた)