れいか 2013-04-05 20:21:45 |
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みなさんありがとうございます!!
では、続きです!
嘘でしょ!?こんなところでふっ・・・2人きりなんて!!
「先生-!まだ中にいます!せんせー!!」
ドアをたたいて叫んだが、もうそばには誰もいない・・・。
これは・・・
「もしかして俺ら・・・明日まで出られない?」
や・・・やっぱり!?
でも、今私が一番驚いてることは、
何も飲み食いできない事や、トイレに行けない事より、こいつと「2人きり」ということの方が
重大に思えてる・・・自分に驚いてる。
「ど・・どうしよう。。」
「とりあえず、毛布とか探すか?夜とか寒くなるかもだし。」
え!もう泊まる気なの!?こいつには「脱出」という考えはないのか!?
・・といっても、確かに、人が通れるくらいの窓はないし、ドアも頑丈そう・・・
なんといっても体育館倉庫なんかに人は・・・今日は来ない。だって・・・
「今日は、体育館での部活みんな他校に行ってるもんな。諦めた方がはやいだろ。」
「えっ!?」
「お前、考えてること全部声に出てる。」
嘘!?これはかなり恥ずかしい!!
なんかキモい奴って思われたかな!?
どうしよう!これで私の恋も・・・THE・END!!
「まあ・・これぐらいあれば足りるだろ。」
私がくだらない(?)事を考えてる内に大量の毛布が積み重なれていた。
「ごっ、ごめん!手伝わなくて!」
「え?あー・・いいよ、いいよ力仕事は男に任せとけって!!」
こうやって、なんとなくしてくれる優しいフォロー。
本当に私は、迷惑かけてばかりだな・・・。
「はー・・・。」
「ん?どうした?ため息なんて、お前らしくないな。」
「いや・・・私迷惑かけてばかりだなって・・・ここに閉じ込められたのだって、私がボールを
ぶちまけたからだし・・・本当に、ごめん。。。」
「・・・・・・。」
もう・・・こんな自分が嫌になるよ・・・。
「お前、そんなこと気にしてどうすんだよ。」
「え?」
「お前のことを手伝ってのは俺だ。俺の意志で手伝った。それに、ここに今いるのは別にお前のせい
じゃないじゃん。先生の不注意だ。」
そんなこと・・・そんなこと言われたら・・・・惚れ直しちゃうよ・・・。
ドキドキしてたら、急に、君の手が、私の頭に。
「!?」
「安心しろ!!絶対生きて出させてやるから!!」
いや・・・1日ぐらいで死なないだろ・・・。
こういう風に、少し抜けてたり、なにげに優しかったり、意外に頭が良かったり、
そうゆうところ・・・
「好きだなあ・・・。」
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