「最近「友」と一緒にいない」って、クラスメートから言われたけど、 そんなことどうでもいいじゃん。 俺と「友」はわかりあえない存在だった。 話をしてても噛み合わないし、 互いの趣味を理解できないし、 俺の毒舌と、「友」の天然も、 俺の素の知識量と、「友」の紙面上での成績も、 たぶん、認めあえないものだった。