(屋上へ続く階段をのぼる途中、軽快な足取りで己を追い越していく相手が何だか微笑ましくて。くす、と笑みを溢しながら後ろ姿を視線で追っていたが、相手がある程度階段をのぼり此方から見上げる形になれば、はっとして咄嗟に相手を視界から外し)…桜木早いって。(なるべく視界に入れないようにしながら相手に追い付けば、何処か照れたように視線を逸らしたまま言って)