最強最悪の能力　～第一監視部～

零
…はっ、はっ、何処…？

――…？…ん、分かる。嫌なにおいがする(縫いぐるみに言葉返し、血のにおいに表情歪ませ)

…零？(近づいていき)

ネ・・ロ・・なり・・か・・？
どう・・し・・て・・

…！(相手だと分かると急いで駆け寄り)

…やだ、やだやだやだっ(泣きながら血を止めようと胸に手を当てて)

あはは・・　もう遅いなり・・
自分の体の限界くらい分かるなりよ・・

…なんでっ…一人で立ち向かったの。
死んで欲しくないのに…(下着姿気にせず、上を脱げば相手の出血箇所に当て)

ネロを危険に・・さらせないよ・・（語尾が無くなり
初めての・・友達だから・・

私は、友達に死なれたくないよっ…！(涙が落ち)

……(相手の腕を掴み引っ張り上げどうにか背負おうと)

えへへ・・　ありがとう・・
もしかしたら・・僕はネロの事を好きに・・なったのかもしれないな・・

…っ//
…今はそんな冗談言ってる暇、ない(背負うとゆっくりだが歩き始め)

冗談なんかじゃないよ・・
ありがとう・・ね・・　本当に・・
絶対に・・脱獄・・し・・て・・

……零!？しっかり、して…！

――…(医務室を見つけ、相手をそっと下ろしドアをノックしてから離れ)

・・・（意識を失っている

（ごめん、落ちるね

(医務室から医師が出てきて相手に気付き)
医師Ａ「…!?…これは酷い。すまない、手伝ってくれ！」
(医務室へと運び込まれ)

……(その様子を心配そうにこっそり見届け)

(了解ですﾉｼ)

ネロ

………カツン……キュイイイン………(血まみれの機械鋸を持ちネロを散策)

加奈
――……(血で汚れた服、血で汚れた縫いぐるみ抱き締め物陰に隠れていて)

……ジェミー、歌、聞きたい(目を瞑り縫いぐるみの歌を聞き)

………カツン………カツン……(いつも通り配膳しているが腰には血まみれの機械鋸を付けている)

あげ・・・（欠伸

上げ…………


(夜勤なので落ち)

…あげる。