「なぁ、」 緊張していてぼーっとしていた私に話しかける秦也の声が聞こえた。 「・・・えっ?うん、何?」 時間差があった・・・・気がした。 「大丈夫か?顔色悪ぃぞ?」 珍しい、 秦也がものすごく心配しているときの顔してる。 「だいじょーぶっ☆」 嘘。大丈夫なわけない。 でも、 「ならいいけど…」 でも、秦也に心配かけたくないから嘘ついた。