小説－二人ノ想イ－

-蒼凛花-
お化け屋敷を出て、息抜きをしにソフトクリームを買いに行った
・・・ソフトクリームを買いにきたのはいいが・・・行列！！
なんだこれは！？初めて見たぞ、こんな長い列は・・・！
「ソフトクリーム・・・どうする？」
「ずっと待ってると日が暮れそうですね・・・」
確かにそうだ・・・
「あっ、ちょっと待っててください」
言うだけ言って、前の方に走っていった
そして、見ていると何か話をしている。
しばらくすると前の方の人と夢風の会話は終わった
「拓哉～！こっち来て～！」
おいおい、もしかして前に入れてもらえるとかじゃないよな・・・
そう思いながら、俺は夢風のいるところに行った
「前の方に入れてもらえましたっ」
「お、おう・・」
なんだこれ、どんなテクニック使ったんだ・・・
「拓哉、何味がいいですか？」
「ん、俺はチョコで」
「じゃぁ、私はイチゴを」
ソフトクリームを食べながら、話をした。
ふと、さっきのことを思い出し、夢風に聞いてみた
「なぁ、さっきの列だけどさ、どうして前に入れてもらえたの？」
「えーと、秘密です！」
秘密って・・・まぁいいや
ソフトクリームを食べ終え、遊園地で色々遊んで、次は動物園に行くことになった

-夢風-
拓哉とソフトクリーム買いに来たのはいいけど・・・行列！！！
ずっと待っていると日が暮れそうだ・・・
そうだ。前の人に入れてもらおう
「あっ、ちょっと待っててください」
そう言い残して、私は前の方に行った
「あの、すいません。前の方に入れてもらえますか？」
「はい？何言ってるんですか？」
「いやだから、前の方にいれて欲しいと」
なんだこの人、めんどくさいタイプだ
「ここのソフトクリームは何回か食べましたが・・・だめです」
「私、ここのソフトクリーム食べるの初めてで、今日初デートなんです
だから、もっとお話したりしたいので、前に入れてもらえますか？」
ソフトクリームは何回か食べたことある。けど、お話したいのは嘘じゃない
「・・・そうなんですか、まぁいいですよ」
やったー！なんか納得してくれたー！！
「ありがとうございます！」
「拓哉～！こっち来て～！」
私たちは、ソフトクリームを食べながら、お話して、次は動物園に行くことになった

灯さん＞
ありがとうございますっ

カイさん＞
ありがとうございます！
そう言っていただけると頑張れそうです！w