時計を見た。午前8時10分前だった。 「ああああああああ!遅刻ー!黒兎!起こしてって言ったでしょ!」 黒兎は、にやりと笑う。 「面白いからいいじゃん!」 「そういう、問題じゃないーーー!!!」 雷華は、トーストと珈琲を食べ、着替えた。 「行って来まーす!」