あしゅか 2011-10-30 21:39:18 |
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「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ」
思いっきり叫んだ、なぜ叫んだのだろう?わからないけどそうしないと私じゃいられなかった
「全部消えろ!」
叫んだ瞬間に思った
全部消えたらどうなるのだろう?
私のこの感情も消え
みんなの感情も消え
お帰りって言う言葉も消えてしまう
そう思ったらまた泣いてしまった
「お帰り」
ビデオを使って録音した
そのあとまた外に出て、今帰ってきたかのようにドアを開けた
「ただいま」
「お帰り」
機会をとおした音が私にお帰りと言う
何してるんだろう私
機会から出る自分のお帰りって言葉を聞いても嬉しくなんてないのに
また一日が終わり
また一日が終わり
でも、お姉ちゃんは帰ってこない
毎朝
「今日は友達の家に泊まるから」
って電話がかかってくる
明日は帰ってくるかな?
毎日そう考えてた
まさか、お姉ちゃんがあんなことしてるなんて思わなかったんだもん
でも、現実は厳しくて
私はそんなこと考えもせずにただ毎日を過ごした
今日はお母さんが退院の日、お父さんはまだ無理だけど、お母さんは週に一回病院に通えばいけるらしい、でも、お姉ちゃんはまだ帰ってこない
さすがにおかしすぎると思ったが、こっちからケータイにかけても出てくれないし、メールアドレスはかってにかえてるし、お姉ちゃんの部屋から友達の電話番号が書いた物がないか探したけど何もなかった・・・
毎日電話があるから警察にも言ってない
お母さんは
「別に誘拐とかじゃないし、事故があって少しわけが分かんなくなっちゃっただけよ、大丈夫時期に帰ってくる」
って言ってたけど・・・お母さん本当は違うかったんだよ
お姉ちゃんはこの頃・・・
私たちは大阪に住んでるでもお姉ちゃんは東京に行っていた・・・
どうやってかって、お姉ちゃんはいろんな友達の家を点々として、だんだん東京に行っていたんだ
そんなこと考えもしなかった
なぜお姉ちゃんが東京に行ったかって?
お姉ちゃんの前の彼氏のところにいったんだよ
東京についてからは彼氏の家に泊めてもらっていたらしい
最初は彼氏の親もすごく反対していたが、
親が事故にあったと言うととめてくれたらしい
そのかわり家には毎日電話するようにと言われたようだ
私がそれを知ったのはあの事件の当日
そう、あの事件の・・・一時間ぐらい前
「ただいま」
「お帰りお姉ちゃん!どこ行ってたの?」
「勇子には関係ないでしょ」
「アキ!どこ行ってたの!」
「うるさいな!黙ってろ偽善者」
お母さんはビックリしていた
お姉ちゃんはそのまま自分の部屋に行った
「お母さん・・・」
お母さんはそのまま崩れ座りこんだ
私はどうしたらいいかわかんなかった
「勇子、自分の部屋に行ってなさい」
「わかった」
そこから先は知らない
でも、最後に
「うっさいな!母親ブンな偽善者!ふざけるな」
と言ったのだけ聞こえた
私は怖くて、寂しくて、もういろんな感情が交差して、ベットに潜り込んだ
それからだいぶしてお父さんが退院した
お姉ちゃんはひきこもった
私がいつもお姉ちゃんの部屋にご飯や洗濯物を運んで、お姉ちゃんの部屋からゴミや洗濯物を持っておりる、お姉ちゃんは私だけ部屋に入れてくれた・・・
この時に気づくべきだった・・・親のしょうたいに
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