みくりん 2011-09-17 13:46:13 |
通報 |
「緊急事態!!!緊急事態に御座います!!」
何だろう。衛兵たちが王室に上がり込んでいるので、よっぽどの事なんだろう。
「何事じゃ!?」
「隣国の国王が、国交を断つとのことを発表されました!!」
「そうか、ならば総戦力を尽す事としよう。シュライナー、そこの者…ええと名前は」
「そっちの世界での名前でいい。教えてやれ。」
「マリア。マリア・ダリア。」
「そうか、マリア、シュライナー前戦に立って、陣を導け。」
「貴女は如何される…?」
「ヴィクトルは海軍の総監督だ。だから、あっちの港から攻める。あの国は港の傍に首都がある。楽だな、すぐに戦は終わる。」
「そうだな。だ・が!!油断は禁物だ。…というか、何故呼び捨てなんだ?」
「あーはいはい。ヴィクトル様(笑)」
「ふざけるな!!」
…マリアの居場所が感じられないほどの2人の距離に何があるのだろう。
「早く前線に!!」
トピック検索 |