「もう少しで着くよ。」 「ひゅぅぅぅぅ………ぅ」 フィファは小さくため息をついた。光輝く宮殿の前に着地した。 「御帰還お疲れ様です!!」 警備の兵隊が、深くお辞儀をした。そこから長い長い回廊をまわり、やがて、王の間にたどり着いたが、そこにいたのは、「王」ではなくまさに「女王」だった。 「はんッ!!やっときたか、シュライナー・アダムス。汝の横に居るのは…?」 「あぁ・・。」