私はもう、何もかもを失った。この手に残るは・・・『絶望』。それだけ。もう感情なんて・・・そんなものは無い。だから、沢山の人に嘘をつき、傷つけた。 「もう少しは考えて言葉発しなさいよね!」 「知らないよ。そんなもの。」 そんなことを考えているなか、私が居合わせている場面はケバイ化粧の女どもとの喧嘩。私は躊躇いもなく殴る。