司類なり＊

…まだ寝れないなぁ…
（布団を全て取りくるまって）

…とりあえず、体温測れ(相手の反応にため息をついては、体温計を渡して)

うん
（受け取り、測り初め）

熱、下がってるといいんだが…(相手の心配しつつ、相手の頬に触れて)

…38.2…まぁ少しは下がったかな
（そう言って体温計をテーブルに置き）

…類、少しだけでいいから、ゼリー食べてみないか？(大きくは下がらない熱に、心配しつつ言い)

…食べれるか分からないよ
（と言いながら少しため息をつき）

そうか…(残念そうにするも仕方ない思っていて)

…
（ベッドから出て無理にでも立ち上がり）

こら、まだ寝ていないとダメだろう！！(相手が立ち上がれば引き止め、再びベッドに寝かせて)

…気持ち悪いよ…
（戻されると悪化していて）

吐き気がするのか？！(相手の様子を見ては、慌てた様子で「この場合どうすれば…」と考えながら言い)

僕は大丈夫だから…もう帰っていいよ
（相手を家に帰らせるように発言し）

オレが帰ったら、1人になってしまうだろう(相手に帰るように言われるも、相手が心配だからと帰らないと伝えて)

心配しなくても大丈夫だよ
ほら、司くんには家族もいるだろう？優先してあげないとね
（微笑みながら）

だ、だが…(相手の心配から、帰りたくなさそうで)

…帰った方がいいよ
（深刻な顔でそう言い）

…その理由を教えろ(相手の言葉に、真剣な顔で見つめながら理由を尋ねて)

僕が帰って欲しいからさ
（目を逸らし）

…類(相手が目を逸らせば、ちゃんと答えろというようにじっと見つめて)