本社営業部 2018-08-08 23:30:30 ID:bc4696535 |
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>>41 前園ゆり
既成事実の作成にだけ、努めたのでしょう。告白のないまま、恋人同然に振る舞うようになったそうです。彼が困ると「私はやっぱり、迷惑な存在なのか……」とか「私のことなんて、今までも誰も気にかけてくれなかったし」、「負担でしょう?こんなんじゃ嫌われて当たり前だよね」等と悲愴感たっぷりに言うようになったらしく、関係の切り方も分からなくて、彼はずるずると半端な関係を続けてしまった。
>>43 前園ゆり
最初は本当に困っていたと思いたいですが、どうだったのでしょうね…( 寂しげな目をし )
でも、結局、関係を続けるほど、女性の疑心暗鬼と束縛は激しくなっていったみたいで、彼は疲弊していったそうです。しつこい物言いと頻繁なヒステリーにストレスが溜まり、見捨てていいのか、という理性と、解放されたいという感情の間で苦しむことになった。
>>45 前園ゆり
………………そうですね。……でも、我慢も続かないでしょう。……多分、こういう夜だったんじゃないかな? 彼女と山に夜景を見に行った帰り道、車中での些細な口論から、遂に頭に来てしまったそうです。
彼は、相手を蹴りだし、道路に置き去りにしてしまった、と言っていました。相手の女性は泣きながら、彼の車を追い掛けたそうですが、彼は追い付かれるとまた激しく責められると思って、それが嫌でアクセルを踏んだそうです。
>>47 前園ゆり
恐らくね( 相手の言葉に頷き ) 最後に車の内外で距離もあるなら、有り得ないほどにはっきりとした声で「絶対に許さない。ずっと、お前のことを見ている」と聞こえたそうです。
>>49 前園ゆり
でも、感情に任せて出来ることも出来ないことも口に出す癖があった相手を無視し、彼は帰宅しました。しかし、次の日、会社でその女性と顔を合わせるのが、やっぱり憂鬱だったそうです。
>>53 前園ゆり
……いえ、その日だけじゃない。その次の日も、次の日も、無断欠勤が続き、連絡もつかない。警察に報告すべきかという話が出て頃に、ようやく退職したいという旨の電話がかかってきて、それきりとなったそうです。
>>57 前園ゆり
そうですね……。彼女はいなくなりましたが、彼も結局、後味の悪さを感じてその会社は辞めてしまったそうです。それで一件落着になれば、良かったんですけれどね。
>>59 前園ゆり
最後ばかりは彼女の言ったことも本当だったようです( 苦笑いをして ) 最初に目が合ったのは、自宅の洗面所の鏡だったでしょうか……。そこに映っている扉の影に何かあるなと思って、何だろうと思って、よく見てみたら……、彼女がこちらを覗いていました。
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