本社営業部 2018-08-08 23:30:30 ID:bc4696535 |
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ーーー終電に間に合わせて走るのも疲れるし、タクシーでも呼ぼうかと思ったんだが……流石に遅すぎたかねえ?
ま、縁が有ればまた利用させて貰うか…。
>>14 会社員様
この度は弊社へのご連絡を誠に有難うございます。管理責任者として、大変嬉しく思いました! 畏れ多くも次営業日は未定でありますが、ご縁があれば、是非ともご利用頂きたく存じます。またのご来訪を心よりお待ちしています……!
▼ 営業開始 ▼
本日24時過ぎ迄、対応可能。但し、受付は23時で切ります。暇潰し目的で普通の雑談をしに起こし頂いても構いません。ご利用、お待ちしております。
名前/ 前園ゆり
読み/ まえぞの・ゆり
性別/ 女
備考/ 商社に勤める20代のOL。身長160cmでスタイルは細身。明るいグレーのパンツスーツ姿で、長い髪をすっきりまとめ、小さなストーンのイヤリングをつけている。好奇心旺盛で怪談が大好き。
以下絡み文です↓
(すっかり遅くなった仕事の帰り、重いビジネスバッグを手にタクシー乗り場に着くと軽く手を上げて乗車の意思を示し。目の前にタクシーが停まったら乗り込もう)
(/主様まだいらっしゃいますか?良ければ怪談を聞きたいです。キャラシートと絡み文はこれで不備はないでしょうか?)
>>17 前園ゆり
(帰宅ラッシュの時間も過ぎ、心無しか寂しくなった夜半の駅前。それでも薄闇の中を電車が走り去っていくと、何人かは下車する者もいるらしく、その内の一人が乗り場までやってきて、手を上げたことに気が付けば、すぐ手前で停車し、ボタン操作で扉を開けて)
お客さん、どちらまでですか?
名前/ 後藤 重光
読み/ ごとう しげみつ
性別/ 男
備考/ 50代程の運転手。髪や眉は既に銀色となっている。顎は四角く、昔ながらの日本人らしい顔立ち。
(/ご来訪に感謝します。全く問題ないですよ。もし、怪談の内容に希望があれば教えて下さいませ。テイストの他にも伝え聞いたもの、有名な話、創作、少ないけれど実話や史実にまつわるものも、可能な限り、対応させて頂きます)
>後藤 重光
(目の前にタクシーが停まり扉が開かれると、軽い身のこなしで乗り込んで。バッグを足許に置き、シートベルトを締めながら)
ずずめが丘高校の裏門までお願いします
(座席にゆったりと体を預けると、柔らかく笑みを浮かべ、朗らかな声で行き先を告げて)
(/ありがとうございます。どんな怪談もOKなのでテイストはお任せで、創作のお話を伺ってみたいです。よろしくお願いします)
>>19 前園ゆり
ずずめが丘高校の裏門ですね。承知しました。
(笑顔で行き先を告げた相手へ、こちらも穏やかに笑みを返せば、再度のボタン操作で扉を閉めて。車を発信させると明るい口調で)
結構、距離がありますねぇ。お家、あの辺りなんですか?
(/承知しました^^ゞ 会話の受け答えはお好きなようにどうぞ。どのように返して頂いても、本題へと繋げて行きますので。勿論、そちらから催促して貰っても構いませんw 背後は一度ここで引っ込みますが、何かあれば、お申し付けください。)
>後藤 重光
はい、裏門のすぐそばが実家なんです。私あの高校の卒業生なんですよ。当時のあだ名は“裏口入学”でした。ひどいでしょう?
(運転手の穏やかな口調に気分もほぐれ、肩をすくめながら冗談を口にして。高校時代の不名誉なあだ名も今ではすっかり良い思い出となっていて、当時を懐かしむかのように窓の外へ視線をやり)
(/はい、お願いします)
>>21 前園ゆり
裏口入学ですか、それはひどい。
(と言いつつも、声音に悲壮感はなく、相手も本気で"ひどい"と言っているわけではないことを察し、笑顔で。続けて、安心した雰囲気で「いや、でも、近くなら良かった。この時間だと、お客さんを降ろす時にも気を遣うものですから」と言えば、最後にちょっと悪戯っぽく付け足すように)
尤も、あの辺りでは、変な噂は聞いたことがないんですけれどね。
>後藤 重光
…他の場所では変な噂がある、ということですか?タクシーの運転手さんってやっぱり、職業柄お詳しいとか…?
(視線を社内に戻すと、何やら興味津々の様子で尋ね)
>>23 前園ゆり
(相手の反応にくすりと笑みを零せば) 職業柄、我々にとっても他人事じゃありませんからね。強盗とか怖いし。治安の悪い場所は仲間内でも情報を共有しています。(正面を見つめたまま、明るい口調で現実的な話題を展開し)
>後藤 重光
ですよね、最近は何かと物騒ですし…じゃあ…お化けを乗せちゃったなんてことは?
(体格の良い男性でも、昼間であっても油断禁物というのが現実だとこちらもよく分かっており、相手の話に頷いて。はたと思い浮かんだことを尋ね)
>>25 前園ゆり
あはは、幸い、そのようなお客様に当たったことはありません。やっぱり、生きている人間の方が怖いですね。……ところで、お客さん、さっき窓の外を見ていたけれど、バックミラーは見ちゃ駄目ですよ。
>>27 前園ゆり
私は生きている人間の方が怖いと思うので。でも、そんなことは実感する機会がない方が良いと思うんです。大丈夫になったら、教えますので。(相変わらず、明るい声音で、正面を向いたまま)
>後藤 重光
生きてる人間が怖いのはもちろんですね。じゃ、じゃあ、バックミラー見ませんけど…
(バックミラーからそっと視線をそらすも、やはり気になるようで返事は歯切れ悪く)
>>29 前園ゆり
良かったです( 少し潜めた声で ) 変わりに何か明るい話をしましょうか? いえ、もし……そういうお話がお好きでしたら私が若い頃に友人から聞いた話でもしましょうか? 生憎、幽霊は出てこないのですが。
>>31 前園ゆり
そう、それでは( 少々楽しそうに ) 大学の同期でしたが、卒業後の話です。彼は商社の営業部に勤めて、順調に出世していたようなのですが、小さな会社でね。ある日、女性社員の間でいじめがあることに気付いたそうですよ。
>>33 前園ゆり
そうそう。一人に対し……陰口が中心だったらしいのですが、他にも無視や仕事の押しつけ、すれ違い様にわざとぶつかる、ということがあったようです。雰囲気のおかしさに気付いて、ちょっと意識してみたら、分かるほどだったと聞きましたね。
>>35 前園ゆり
ええ( 頷きつつ ) だから彼も、見て見ぬ振りができなかったみたいです。表立って庇うことで事態が悪化するのを恐れたため、影ながらだったそうですが、被害者の女性にさりげなく声をかけ、相談に乗ろうとしたりと気にかけるようにしたそうです。
>>37 前園ゆり
最初は警戒していた相手も徐々に心を開いたとか。でも、全く彼の好みのタイプではなかったそうなんですよね。彼はただ正義感から気にかけ、相手が少しでも元気になれば良いと思っていたみたいです。これが良くなかった。
>>39 前園ゆり
相手の女性は彼のことが好きになってしまったようです。でも、告白はなかったそうです。あったら、振ったんじゃないでしょうか。それを分かっていたから、相手の女性も、その、何と言うか……( 言い淀んで )
>>41 前園ゆり
既成事実の作成にだけ、努めたのでしょう。告白のないまま、恋人同然に振る舞うようになったそうです。彼が困ると「私はやっぱり、迷惑な存在なのか……」とか「私のことなんて、今までも誰も気にかけてくれなかったし」、「負担でしょう?こんなんじゃ嫌われて当たり前だよね」等と悲愴感たっぷりに言うようになったらしく、関係の切り方も分からなくて、彼はずるずると半端な関係を続けてしまった。
>>43 前園ゆり
最初は本当に困っていたと思いたいですが、どうだったのでしょうね…( 寂しげな目をし )
でも、結局、関係を続けるほど、女性の疑心暗鬼と束縛は激しくなっていったみたいで、彼は疲弊していったそうです。しつこい物言いと頻繁なヒステリーにストレスが溜まり、見捨てていいのか、という理性と、解放されたいという感情の間で苦しむことになった。
>>45 前園ゆり
………………そうですね。……でも、我慢も続かないでしょう。……多分、こういう夜だったんじゃないかな? 彼女と山に夜景を見に行った帰り道、車中での些細な口論から、遂に頭に来てしまったそうです。
彼は、相手を蹴りだし、道路に置き去りにしてしまった、と言っていました。相手の女性は泣きながら、彼の車を追い掛けたそうですが、彼は追い付かれるとまた激しく責められると思って、それが嫌でアクセルを踏んだそうです。
>>47 前園ゆり
恐らくね( 相手の言葉に頷き ) 最後に車の内外で距離もあるなら、有り得ないほどにはっきりとした声で「絶対に許さない。ずっと、お前のことを見ている」と聞こえたそうです。
>>49 前園ゆり
でも、感情に任せて出来ることも出来ないことも口に出す癖があった相手を無視し、彼は帰宅しました。しかし、次の日、会社でその女性と顔を合わせるのが、やっぱり憂鬱だったそうです。
>>53 前園ゆり
……いえ、その日だけじゃない。その次の日も、次の日も、無断欠勤が続き、連絡もつかない。警察に報告すべきかという話が出て頃に、ようやく退職したいという旨の電話がかかってきて、それきりとなったそうです。
>>57 前園ゆり
そうですね……。彼女はいなくなりましたが、彼も結局、後味の悪さを感じてその会社は辞めてしまったそうです。それで一件落着になれば、良かったんですけれどね。
>>59 前園ゆり
最後ばかりは彼女の言ったことも本当だったようです( 苦笑いをして ) 最初に目が合ったのは、自宅の洗面所の鏡だったでしょうか……。そこに映っている扉の影に何かあるなと思って、何だろうと思って、よく見てみたら……、彼女がこちらを覗いていました。
>後藤 重光
(/すみません、そろそろ眠くなってきたので、お話のペースを上げていただいてもよろしいでしょうか…?無粋なお願いで申し訳ありません)
>61 前園ゆり
いや、自宅だけなら良かったんですけれどね。このぐらいの時刻に女性客を乗せると、睨むようになったのは勘弁してほしかった( 困ったように笑い ) この車、お化けの"お客様"なら乗せたことはないんですけれどね……。
幸い、その後、どうこうという被害は聞いていないのですが、お客様にも見えるようなので……。ああ、そんな話をしているうちに、ずずめが丘高校に着いたようです。夜道、近いと言えどお気をつけ下さい。
(/承知しました…!ではこれにて締めとさせて頂きます。どうも済みません…!お付き合いをありがとうございました…!)
>後藤 重光
いい、と言っては語弊がありますけれど、貴重なお話を聞かせていただきました。運転手さんも、どうぞお気を付けて…
(目的地に着くと代金を支払い、ぺこりと会釈してタクシーをおり。ヒールを鳴らしながら自宅へ)
(/とてもドキドキしました、こちらこそありがとうございました!ご縁がありましたらぜひまた利用させていただきたいです。それでは!)
>>63 前園ゆり様
(/いえいえ、本当に拙い語り口で(苦笑) しかし、そう言って頂けると嬉しいです。こちらもゆりさんの仕草が毎回愛らしく、ロルも見事で楽しく過ごせました。お話は、もっと精進したいと思います。遅くまでのお付き合い、大変に感謝でした!お休みなさいませ。)
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