戦国BASARA×黒子のバスケ【BL】

伊達さん＞
此処ッスか？東京ですけど（何だよ、道を聞きに来ただけかと。内心バレたんじゃなくて良かったと安堵しながらも此方も顔には出さず平然としながら、落ちついた様子で相手の質問に答え。「奥州？奥州って、奥州市ですか？奥州市は東京じゃないですね。岩手です」と歴史好きな自分は一瞬そちらの奥州がよぎるもすぐにそれは振り払い、真面目に答えて）

日向先輩

そうだったんですか……すいません……（相手に素直に謝り「考えておきます……」と言うと「先輩……どうしたんですか……？こんな所で……」

日向
東京？聞いたことねェな・・・。つーか、何でこんなbigな屋敷ばっか建ってるんだよ(聞いたことのない地名に首を傾げ改めて辺りを見渡しあちこちに見えるビルを見ては不思議そうに呟き「市なんかつかねェし岩手でもねぇよ。さっきから何意味分からねーことばっか言ってんだよ。俺を馬鹿にしてるのか？」相手の言葉をことごとく否定した後少しイラッとしたのか相手を睨み付け

黒子＞
いや、別にいいけど（素直に謝られれば、頭を掻きながら目を逸らして。そして相手に何故こんなところに居るのかと問われれば「ああ、俺は買い物。欲しかったフィギュアの発売日だったんだよ」とフィギュアの入った袋を見せては説明して）

伊達さん＞
そりゃあ田舎じゃないんで。ビルくらい建ってますよ（この人田舎から来たのか？ビルを大きな屋敷と言う相手を見つめれば相手を此方も不思議そうに見つめて。「はあ？俺がいつ馬鹿にしたんだよ」丁寧に教えたにも関わらず上から否定し挙句の果て睨みつける相手に微かにイラつきを覚えれば、眉を潜めて相手を見つめて）

日向
ビル？なんだそりゃ、聞いたことねぇ建物だな(建物の名前を知るも聞いたことのない言葉にただ理解できずに首を傾げるばかりで「意味の分からないことばっか言って馬鹿にしてるだろ」苛立ちは収まらず少し荒々しい口調で相手を指さし

伊達さん＞
いや、だからアレがビルですって（首を傾げる相手に、空へと高く伸びる建物を指差せば再度あれがビルだと言い。「意味分かんねェこと言ってのはアンタの方だろうが！奥州生きてェって言うから説明してやってんのに、馬鹿にしてんのはどっちだよ‼」と元々気が長い方ではない、アダ名プッツン眼鏡クラッチシューター。相手が苛立てば苛立つほど此方も苛立ちは増して行き）

日向
いや、それは分かったんだけどよ。まさかこんな高い屋敷があるなんて信じられなくてよ(ビルと言うらしき建物のあまりの高さに相当驚いたのかそう言い「Ah？岩手とか奥州市とか意味不明なこと言ってきたのはテメェだろ！俺は奥州筆頭、伊達政宗だぞ！んな訳わからねェこと言ったって全部お見通しだ！」苛立ちが頂点に上り詰めたのか六爪を抜き構えて

伊達さん＞
だから屋敷じゃなくてビルですって（今だデカイ屋敷と言う相手に苦笑いしながらも「屋敷と違って木じゃなくて、あれはコンクリと鉄で出来てるんで」とビルを見つめながら丁寧に説明して）
は？伊達、政宗…？（相手の口から出てきた思いがけない名前に思わず固まってしまった。武将好きな自分の中でも、伊達政宗とは特に好きな武将の一人で。成る程、眼帯をしていたのは伊達政宗のコスプレをしていたからかと納得する。そして「…が…ねぇ」何やらボソリと呟き）

日向
木造じゃねぇのか・・・。コンクリ？鉄ってのは分かるが、コンクリってなんだよ？(目の前の建物が木造ではないと知り目を丸くさせ続いて疑問に思った単語について聞き
どうかしたのか？(何故か固まってしまった相手が少し心配になり首を傾げ刀を鞘に戻し「ん？なんか言ったか？」と相手の呟きが聞こえず聞き返し

伊達さん＞
コンクリ（コンクリとは何度と問う相手に、コンクリと呟きながら今自分達が立ってる地面を指差して）
テメェが政宗名乗ってんじゃねェって言ってんだよ、このダァホ（聞き返されたのと同時にプッツンと自分の中で何かが切れた。そしてゆっくりと顔を上げればにっこりと笑みを浮かべながら言って。武将好きな自分。しかも伊達政宗はその中でも特に好きな武将の一人。そんな偉大な彼を失礼な男に名乗られるのは許せなくて「生憎政宗はテメェみてェな奴がコスプレしただけでなりきれるような小せぇ人間じゃねェんだよ！」と相手を睨みつけながらそう本人とは知らず言い放って）

日向
・・・なるほど。通りで固い地面だと思ったぜ(地面を指さされたためなんとなくだが理解して
ハァ？名乗るも何も本名だってのに・・・なるほどな(相手の言葉に一瞬理解が出来ずにいたがどうやら相手は自分が本物かどうかを疑っていると察し少し面倒くさそうな顔をして「伊達家17代当主伊達藤次郎政宗。父は伊達輝宗、母は義姫。聞きたいことがありゃ聞け。全部答えてやる」と信用してもらおうと自分についてのことを言い

伊達さん＞
俺だってそれぐらい知ってんだよ！（自分の好きな武将のことだ、知識は人よりある。相手は伊達政宗じゃない。というかそんなことはまずあり得ない。伊達政宗は376年前に死んでいる。だけど何だ、この違和感。眉間にシワを寄せて相手を睨みつけるように相手を見つめ）
あー、クソ！どうやって白黒付けりゃいいんだよ！（そして暫くどうやって暴けばいいかと考えるも、相手が自分くらい歴史に詳しければ意味がないと、頭を苛々するま両手でグシャグシャと掻いて）

日向
んなこと言われてもよ・・・(相手が知ってると言うも自分は正真正銘の伊達政宗なため睨む相手の対応に困り軽く頭を掻きため息を吐いて
んなイライラするなよ、体に悪いぞ。どうやら、テメェには俺が居たら苛立っちまうみたいだな。仕方ねぇ、俺はもう行くわ。白黒付けられないなら付けないままでいいし(どうやら相手にとって自分の存在が気に食わないと受け取ったのか相手に背を向け手をひらつかせたまま立ち去ろうとし

伊達さん＞
は？ちょ、アンタ道聞きたかったんじゃ…（行くと言って歩き出そとする相手を呼び止めては尋ねる。流石に迷子の人間をほっといていられるほど、自分は無情ではない。「待て取り敢えず交番、…教えるより駅教えた方がいいか。取り敢えず駅までの地図書いてやるから」と言えば鞄から紙とペンを取り出せば、紙に地図を書いて行き）

日向
もういいって。聞いた相手が悪かったみてぇだし(相手の呼び止めには応えず歩みを止めぬまま皮肉を込めてそう言い「Sorry。今の俺は一文無しでな。なんも出来ねェわ」と駅や交番など聞き慣れない言葉を聞くも意味を聞いたりはせず

伊達さん＞
あー、そうかよ！（まるで俺が悪いみてェないい方じゃねーかと内心呟き苛つきを増すも、相手がいいと言うなら付き合うことないと踏ん切りをつけて。そして鞄を背負い直せば「そこ右曲がって三百メートルくらい先。そこに白い屋根の白いバイクが止まってる小さな建物がある。それが交番。お前みたいに迷ってる奴の手助けしてくれる人達が居るから、その人達なら俺と違って優しくお前の話しを受けいれてくれるだろーよ」と眉間にシワを寄せてトゲトゲしく皮肉めいた言葉を吐き捨てながらも、相手が分からないだろうと思い説明を交えながら教えてやればその場を走りだして）

日向
See you(相手に背を向けた手をひらひら振り別れを告げるも内心自分の言動に後悔するが今更謝って済むことでもないため自業自得だと割り切り「わざわざ説明ありがとよ。参考程度には頭に残しておくわ。テメェよりは使えそうだしな」相手の説明を軽く聞きいちいちとげのある発言をして自分も走り出し

伊達さん＞
何なんだよ、一体…！（相手と分かれて自宅へと向かう道を歩けば、眉間にシワを寄せながら言葉を漏らす。最後の最後まで腹の立つ相手だった。今だ収まらない苛々を押さえながら歩くも、ふと頭に過る妙な相手。話しが本当かは定かじゃないが、田舎から来たのか本当に此処について何も知らない様子だった。道もロクに聞かず大丈夫かと心配するも、相手の言葉を思い出せば関係ないと振り払い歩いて）

日向
Shit！何やってんだよ俺は！まぁ。どうやらここは、俺の知ってる日ノ本とは違うってことは分かったが(相手の姿が完全に見えなくなりまた一人になってしまったことや勢い任せに相手を棒に振ってしまったことを後悔し電柱を腹いせに殴りまた宛てもなく歩き始め