安藤 慶介 2013-03-10 12:48:08 |
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慶介さーん、(相手が居ないかも知れないのに何故か無性に相手に会いたくなり来たようで。先に家の扉を開けようとしたが生憎鍵が閉まっていて。相手が家の中にいるようにと祈りながら前記を目一杯大きな声で叫んで。)
....んー?わ、寝てた。( ゆっくりと目を開けば又寝てしまっていた様で眼を見開きがば、と身体を起こして。「どんだけ寝れば気が済むんだ俺...」と眉を寄せて自嘲混じりにがしがしと頭を掻けば、ふと扉に目線を遣り腰を上げて其方に歩を進めればゆっくり扉を開いて外の様子を見遣り。 )
もう、帰っちゃったかなぁ。( 誰かが来た微かな痕跡に小さく溜息を吐いては眼を細めて部屋に戻り扉を閉めて。もう暫くは寝ないだろうと鍵を開けた侭にしてリビングに戻れば、珈琲を淹れてソファに腰掛け一口啜って身体を伸ばし。 )
...あー、美味い。(待っているうちに段々腹が減ってきて近くのコンビニに行っていた様子。再び相手の家の前へ付くと鍵を開けてくれているとも知らず扉の前に立ち尽くし軽く手の甲でトントンと叩いてみて。)
..はーい、開いてますよー。( ノックの音が聞こえれば返事をして入ってくるよう呼び掛けて。己はソファで珈琲を啜り乍寛いでいる様子。 )
...お、帰ってきてたんだ。(相手の声が家の中から聞こえて来るとボソッと呟き。扉を開けて靴を脱ぐと行儀良く並べ。そして廊下を歩き相手が居る部屋へと足を進め扉をガチャリと音を発てて開けると真っ先に相手が目に入り。「久し振り。」と片手挙げ乍口許緩めて相手へと近寄り。)
おぉ、徹平くんだ。( 久し振りに見る相手の姿に目許を弛めて此方も片手を挙げて。「元気にしてた?」と珈琲のカップをテーブルに置いて尋ねてはソファの隣を開ける様に座り直して其の空間をぽんぽん、と座るよう催促する様に軽く叩いて。 )
おう、元気すぎて困る。(相手の発した詞に眉根下げ乍苦々しい笑い零し。「そうゆう慶介さんは元気だった?」と小首傾げ乍尋ね返してみて。隣を開けてくれた事に嬉しかったのか自然と頬が緩まり。ゆっくりと腰掛けるとソファに身体預け。)
ふふ、それならよかった。( 相手の様子に眉を下げて笑えば、「俺も元気だったよ。4月から新生活が始まるから、少し憂欝だけど。」と苦笑を浮かべて述べてはぼすりと背凭れに身体を沈めてはぁ、と溜息を吐き空を眺め。 )
そっか、元気そうで良かった良かった。(数回こくこくと頷くと安心した様に笑って。相手の詞に疑問に思ったのか「新生活?」と隣の相手を見据え乍緩く首傾げ尋ねてみて。)
うん、本体がね、今年の4月から社会人になるんだ。( 相手を見て片目を閉じ前記を述べれば、「スーツ着て、働くんだよ。」と続けては大袈裟に怠そうにずるずると身体をソファに沈ませて。嫌だなぁ、と呟けば眉間に皺を寄せて。 )
おお、そうなんだ?社会人とか何か憧れる。(羨ましそうに相手を見詰めると緩く微笑んで。怠そうにする相手を見ると、思わず相手の頭に手が伸び優しく撫でてやり。「スーツとか格好良いじゃん。働くの疲れると思うけど無理しない程度に頑張る。」と優しい口調で述べてやり。)
いや、学生のままがいいよ。今の内にうんと遊んでおきな。( 頭を撫でられ軽く目を伏せては前記を述べて、此方も相手の頭をぽんぽんと撫でて遣り。「スーツ堅苦しいから、あんまり好きじゃないんだけどなぁ。」と溜息混じりに述べては腰を上げ、近くのクローゼットを開けてスーツを取り出しては自分の身体に合わせて、どう?と言わんばかりに相手を見て首を傾げ。 )
んー...でも早く社会人になって働きたいんだよな。でも今の内に遊んでおかないと遊べなくなるもんなぁ..(撫でられると嬉しそうに目許緩め大人しく撫で受け。相手がスーツを身体に合わせたのを見ると思わず格好良い、と小さく零してしまい。相手には「似合うじゃん。格好良いよ。」と本音混じりに述べ。)
ん、間違い無い。もっと遊んでおけばよかったって思うもん。( 経験者は語る、と付け足して苦笑を浮かべて前記述べて、学生生活を懐かしむ様に目を細めて。相手の言葉に嬉しそうに微笑浮かべてはそうかな、と呟いてスーツをクローゼットに仕舞い、「この髪も、黒に戻さなきゃ。」と自分の髪を指で弄り乍ぽつり。 )
今の内に遊んでおかないと後悔するってこと教えてくれてありがとうな。(相手の詞に、ふっと鼻で笑うと、どんどん誰かに遊び誘わねぇとな。と独り事呟いて。「黒も似合うんじゃねーかな?黒って何か爽やかなイメージあるしぴったしじゃん。」相手の発した詞にそう言ってやると相手の髪の毛をまじまじと見詰めてみて。)
ほんとだよ、その時になれば一層実感する。( うんうんと頷き乍も苦笑を漏らして実体験を交えて述べ。相手の言葉にんん、と小さく唸って自分の髪を指に絡めて眺めては、「俺黒くしたらただのサラリーマンみたいになるから、なんか嫌だ。」と眉を寄せて、相手の隣にどさりと腰掛けて。 )
そっかそっか。でも早く社会人になって家庭持ってみたい。(相手の詞に納得した様にコクコクと何度か頷き乍ヘラヘラした表情で前記述べ。相手の詞を聞くと「そんな事ないって..爽やかイケメン風になると思う。」首をふるふると横に振ると真顔で述べてみて。)
あー、それはわかる気がする。( 相手の言葉に同意する様に頷けば「きついけど、楽しいだろうなぁ。」と家庭を持った時を想像し乍前記述べて。「ふふ、そうかな。それにあと黒縁眼鏡とか掛けたらすごい仕事出来そうに見える気がする。」と楽しそうに述べて、くい、と中指で眼鏡を上げる振りをして。 )
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