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久しぶりだなぁ、( 軽く目を細めてｿﾌｧに腰掛けては「来れる時間無さ過ぎ..」とぽつり呟いてがしがしと後頭部を掻き、背凭れに身体を沈めては深い溜息を吐いて。 )
　

...もう全然来れないし、閉鎖してしまおうか、( 空をぼやりと眺め乍ぽつり呟けば苦笑を浮かべて。「あいつももう来ねぇかなぁ」と独り言を零せば、徐に腰を上げて玄関に向かい、何の気なしに鍵を開けておけば「また不用心だと怒られるかな、」などと思い乍もそのままｿﾌｧに戻ってごろりと寝転び。 )
　

厭ー..、ひっさしぶり。慶介さん居んのかな?(久し振りに来た己は外から懐かし気に相手の家を眺めると扉の前まで足を運ぶ。そして、試しに鍵が開いているかドアノブを捻り。扉が開くと、鍵を閉めていない事に眉間に皺を寄せる反面、相手が居るという事を示してるようで頬が勝手に緩まり。何も言わず家の中に入り靴を脱ぐと相手が居るであろう場所へ向かい。)

...、( ｿﾌｧに寝転がったままどうやら眠ってしまった様で静かに寝息を立てて。相手が入ってきたことにも気付かず相変わらずの不用心っぷり。 )
　

(相手が居るであろうﾘﾋﾞﾝｸﾞに繋がる扉の前に立つとドアノブをガチャリと音を発てながら中へと入る。そしてきょろきょろと辺りを見渡すとソファに寝転がった儘、寝ている相手が視界に入り。久し振りに見た顔に目許と口許緩め乍相手へと近寄り。｢せっかく来たのに寝てんのかぁ..、起きるまで待ってみるか。｣と言うと、相手の顔が見える位置に、しゃがみ込むと見据えてみて。)

....、...( 刹那ぴくりと眉を動かしてんん、と小さく唸るも軽く寝返りを打ち、軽く身体を丸めて其方の方へ顔を向ける体勢になり。すう、と大きく息を吐いては再び深い眠りについた様子。 )
　

おお、こっち向いた。寝顔可愛すぎな..、(此方へと顔が向かれると無意識に前記の詞を零してしまい。先程より少し距離を縮めると相手の頬に指を滑らせるように触り。)

...ん、...？( ぴく、と小さく反応を示してゆっくりと目を開けば誰..？、と呟くも、目の前の相手が見知った人物だと知ると目元を弛めて「徹平くんか...おはよう、」と柔らかい声色で述べては大きな欠伸を零してゆっくりと身体を起こし。 )　寝てしまってたみたいだ...せっかく来てくれたのにごめんね？( 苦笑を浮かべつつぽりぽりと頬を掻けば「久しぶり。元気してた？」と改めて挨拶をして相手を見遣り。 )
　

お、起きたか..。おはよーさん(誰、と尋ねられ戸惑ったが、己の名前が出て来ると安心して息を零して。｢厭、大丈夫だから。俺が勝手に来ただけだから..、つーか勝手に部屋ん中に入るとかどうかしてるよな。｣苦々しく笑いながら頭をボリボリ掻き。 おう、当たり前。そういう慶介さんは元気してたか?(此方も気になり聞き返し。)

いや、いいよ。来るかなーと思って鍵開けといた。( ふ、と微笑浮かべは「また怒られるかもしれないとも思ったけど。」と眉尻を下げて。相手の問いに元気だよ、と一言告げては「でも社会人は大変だ」と小さく溜息を吐いてｿﾌｧの背凭れに身体を沈めて。 )
　

お、そうなんだ。俺の為に開けといてくれたの?(相手の発言に口許をつりあげ尋ねてみて。｢試しに開けてみたら開いたから吃驚した..んでも、慶介さんが居るって示してるみたいで嬉しかった。｣照れ笑いをすると熱を持った頬を両手で覆い隠す様にする。元気、と聞くと安心したのか息を小さく吐いて。｢そっか..無理しない程度に頑張れよ。｣相手の頬から頭に手を持っていくとポンポンと軽く撫でるようにして遣り。)

ん、居る時は開けててもいいかなーって思ったんだけど、寝ちゃったら一緒だな。( 自分の不用心さに苦笑を浮かべつつも何処か楽しそうの述べて。「それに、閉めちゃってたらずっと外で待たせることになるでしょ。」と相手を見ては軽く頭を撫でてやり。相手の言葉に柔らかい微笑浮かべれば「ありがと、」と一言述べて心地良さそうに目を細め。 )
　

ん、一緒一緒。寝てる時は絶対鍵閉めとけよ?じゃないと誰かに襲われるかも知らないしな。(苦笑い漏らし乍、納得する様に何度も頷き。｢厭、別に待ってても大丈夫だぜ?外で待つのも別に気にしないし。｣首を大きく横に振ると微笑んでは、頭を大人しく撫で受け嬉しいのか目許緩め笑みを零して。一言述べられると敢えて返事はせずに頷くだけの行動をとり。)

ふあぁ....、( ゆっくり扉を開き部屋に上がれば大きな欠伸を一つ零してスーツ姿の侭ソファへ倒れ込み。「つっかれたー...」と呟いて目を細めて大きく溜息を吐き、かなり疲れている様子。その侭動こうともせずに目を瞑り。 )
　

なんでこう中日に研修するかな...( はあぁ、と更に大きな溜息を零しては眉を寄せて言葉を洩らし、目許を覆い。ふと自分の腹が鳴ったことに気付くも食欲が無いのか気にも留めない様子で先程の態勢から動こうとせず。 )
　

...今日も暑いなぁ、( ｿﾌｧに身体を沈めてぽつり呟けば眩しく日差しが入ってくる窓をぼやりと眺め。誰か来るのを待つかの様に扉にちら、と視線を送るも「こんな暑いと、誰も来ないか..」と小さく溜息を吐いて目を細め。 )
　

ねぇ、誰かおいでよ。( ぽつり、

...暇だし、何か作るかなぁ、( ゆっくり腰を上げて台所に向かえば何を作ろうか考え乍冷蔵庫を開けてその中をまじまじと眺め。 )
　

…よく寝た…、( ふあぁ、と大きな欠伸をしながら身体を起こせば、ふと時計に目を遣り「まだ8時か…」と呟いてはまだ寝ようかもう起きてしまおうか悩んでいる様で。くしゃ、と髪を掻けば再び口を抑えて欠伸を一つ。 )
　

……、( ゆっくり腰を上げて冷蔵庫に向かえば残りが少なくなった牛乳パックを取り出してそのまま一気に飲み干し、ふう、と小さく息を吐いて「どうするかなー、」と軽く目を細めて今日の予定を考えている様子。 )