先生 2026-03-14 23:07:47 ID:45481288c |
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(自分たちが教室に入ってきた事で慌ただしく席につき始める生徒達の中に相手の姿を見つけ、周りに悟られない様ほんの少し目を細める。全員が席についたところでこのクラスの副担任が『日直、号令を』と声を発する。起立、の声に合わせて生徒達が立ち上がる中、相手の怪訝な目線を感じた。どうやら自分がいつもとは違いマスクをしている事に早速気付いたらしい。恐らく風邪やその他の自分に対する様子の変化を勘ぐっている様子だが、自分にとってはそれが余計な行動である事がわかっているので、相手にだけわかる様に人差し指を立てると小さく左右に振ってみる。その勘繰る方向が間違っているという意味の“ノンノン”という意味だっだが、果たして無言のこの動作が相手にどれだけ伝わったのだろうか。なんて事をやっているとホームルームはあっという間に終わり、副担任は自分の受け持っている授業をする為に教室を出ていった。ならば自分の仕事は次の英語で視聴覚室を使用する生徒達を忘れ物なく送り出す事で。下記を言いつつさり気なく相手へ近付き、小声で名前を呼び)
今日の1限目は英語、視聴覚室に移動だからな~忘れ物すんなよ~…おはよう、小鳥遊。やっぱり気になるか?このマスク…
(ぱちっと目が合った瞬間に、細められた目に思わず笑いそうになるのをやや俯くことで隠し。日直の号令に従い、形だけの挨拶をして着席の合図で周りの生徒と同じくまた席に着き。また視線が合ったと思えば、小さく振られる人差し指に何に対してのことなのか、思い当たる節を頭の中で考え。何かしら違う、という意を伝えたいのだろうが、それが昨日のことを言わないようになのかマスクに関してなのかはたまた別のことなのか、それも早くてもホームルームが終わるまでは聞けずに、もやもやした気持ちを抱え。相手と話をしたいところではあるが、1限は移動教室なため、英語の教材をもって教室を出ようとしたところで声を掛けられては足を止め、友人に先に行くように告げ。他の生徒の目も少なからずある中、学校で演じてる誰にでも分け隔てない友好的な生徒の仮面を被り、にこりと微笑みながら風邪でないのかを探り)
先に行ってて。おはようございます、来栖先生。風邪ですか?風邪なら気をつけて下さいね。
いや、風邪じゃないんだ。頬は少し熱い気がするが…お前と一緒にいる時間が増えていると気付いたら、ガラにも無くニヤけてしまいそうで、…それを少しでも隠したくてな…
(まるで他人行儀なその笑顔で返事をされた事に若干目を見開くが、問いかけられた事には返さなくてはと小声で上記を返す。こんな理由をまともに語り合っていたら確実に笑われてしまうだろうが、何故か相手なら大丈夫な様な気がして。続けて『俺としては嬉しい事だから、隠したくはないんだが…立場上、な』と少し悔しそうに言うと時計をチラ見して。まだ1限目なのだからこれからまだ長く一緒にいられると自分に言い聞かせると、いつもの調子で下記を言い相手を視聴覚室へ送り出そうとし)
本当に風邪だったら困るから、後で保健室で体温計借りて熱測ってみるな…呼び止めて悪い、授業遅れるなよ
…っふ、ふふっ…。ああ、ごめん。バカにした訳じゃないよ。同じだったと思っただけで…。
(マスクの理由を聞くと、自分と同じ気持ちだったのだと笑いが込み上げるも、ここで笑っては周りに変に思われると、再び俯き顔を隠すも肩はふるふると震え、笑いを我慢しているようで。口調も普段の補習中と同じ口調だからか俯いたまま、相手にしか聞こえないような小声で呟き。生徒の自分は停学や謹慎で済むとしても教師の立場では別の学校への左遷、下手をしたら懲戒免職もあり得ることは流石に理解しており。相手に倣うように時計に視線をやれば、そろそろ視聴覚室に向かわなければ遅刻しそうで。走れば間に合うかも知れないがそれを相手以外の教師に見つかれば咎められかねないし、 自分の学校でのポジション的に遅刻しそうで急いでいるなんてイメージは付けたくなく。視聴覚室に行くよう促されると、ぺこりと軽く頭を下げて視聴覚室へ向かい)
いえ、それではお大事に。
…えっ、なんで笑う…あぁ、そういう事か…いやまぁ、小鳥遊が謝る事じゃ無いような…
(自分の話を聞いて突然静かに笑い出す相手を見て、今度はこちらが怪訝な表情を浮かべる事となる。だがその後に小声で話された内容を聞けば、やや納得する。それによりまた顔がニヤけてしまうと、嬉しさと気恥ずかしさの入り混じった感情ですぐにでもその場から立ち去りたくなり、片手で顔を覆うと『本当凄いな、お前』と相手にしか聞こえない声量で呟く。このままここで喋り続けていると本当に相手が遅刻してしまう為、ぺこりと下げられた頭に応じる様に自分も軽く頭を下げるともう今の時間の教室では自分のする事は無くなってしまい、どうしようと考えた挙句相手に話した通り保健室に向かおうと思い立ち、教科書と一緒に持って来ていたスマホをズボンのポケットに突っ込んでは保健室へ向かって歩き出し。保健室内では熱を測ったり保健医に問診をされたりしたが結局身体は何とも無く、その時間は受け持つ授業も無かったのでチャイムが鳴るまで保健医と談笑していて)
(視聴覚室に向かいいつもの席に座り授業を受けるも、ノートに板書はしているものの、頭の中は違うことばかりを考えていて集中はしておらず。これが普段、赤点の教科なら危ないかも知れないが、いつもテスト前に復習するだけで平均点は取れているので、特に問題はなく。確か今日は放課後の補習は入れてなかったはずで。補習と言っても相手や自分の都合もあるので、毎日と言う訳ではなく。職員会議があったり、自分もたまには友人との交流を持つことも必要で。手は板書をしながらも早く終わらないかと、何度も時計に視線を送り。そんな中、ふと思い出した相手から去り際に掛けられた『凄い』との言葉。遅刻する訳にはいかなかったので言及はしなかったが、一体何に対しての凄いなのか自分には心当たりはなく。しかし今日は殆ど一緒にいるだろうし、今日でなくとも補習の日はまたあるし、いつでも聞けるだろうと思い。そわそわしながら授業が終わるのを待っていればチャイムと同時に教師の『今日はここまで』の声を聞くと立ち上がり早々に視聴覚室を後にしようとするも、友人から声が掛かり、仕方なく友人と一緒に急げる訳もなく、普通に歩いて教室に戻ることになり)
さっきの?あー…ノートは取ってあるけど…。
っ、はは、まぁ…それは確かに言える事ですけど…
(保健室で保健医と談笑する事数十分。その最中に色々と愚痴を溢すが何かと生徒達のことを思っていますよね、と保健医に言われ苦笑しつつ答え。あえて濁してその先を明確に発言しなかったのは、相手との関係をはっきりさせていないから、との自分に対する戒めの様なもので。それからも暫く喋っていると、1限目が体育の時間で、校庭で転んだという女子生徒が付き添いの生徒数人と保健室を訪室し、そこまで広くない保健室は手狭になってしまい用事の無い自分はその生徒を心配しつつ退室する事になり。さて次の時間も授業は無いので職員室で小テストの問題作成でもしようかと考えつつ周りを見回していると廊下を歩きながら話をしている相手の姿が目に付いて、隣にいる生徒にも違和感のない様に声をかけて)
お、小鳥遊と…木南じゃねぇか。授業終わったんだな
あ、先生。はい、さっき終わったとこで…。
(内心は逸る気持ちがありながらも、友人と軽く談笑しながら歩いていると、廊下の向こう側から相手が歩いてくるのが見え、すれ違いざまに小さくぺこりと会釈して。口調がいつもより丁寧なのは横に友人がいるのと、周りに他多数の生徒がいるからで。友人ならば多少は先生の前だから丁寧なのか、なんて思うかも知れないが、他多数の生徒から見れば自分は誰でも分け隔てない、それは例え対象が教師だとしても、という認識で。優等生というほどではないが、ある程度、礼儀はしっかりしてると思われている所謂、素行優等生みたいなもので)
体調は大丈夫でした?
ん、体調は何とも無かった…全く人騒がせな身体だよなぁ
(ぺこりと会釈し、すれ違おうとした相手に上記を伝えては苦笑し。授業と授業の間の休憩時間なので長々とした会話は出来ないが、相手に会えた事が嬉しいので然程気にならず。昨夜相手の自宅で話していた時よりも、もっと言うと補習の時よりも丁寧な仕草と口調でいる相手の事が気になるも、その疑問を投げ掛けるよりも早く始業5分前を告げるチャイムが鳴ってしまい。相手が『凄い』のはこうした態度を徹底出来る部分や、真面目に学校に通えている事、そして自分の内面に影響を与えられる様な言動をしている所だという事も早く伝えたかったがそれはこの時間では叶わないと解り、周りに気付かれるギリギリな位ほんの少しシュンとして)
…ほら、次の授業遅れるぞ…また教室でな
何ともなくて良かったですね。
(昨日の様子と、視聴覚室に行く前に聞かされたマスクの理由から、風邪じゃないことは思っていたが、体調が悪いのを隠していた可能性もあり。しかし無理した風でもないのでら本当に何でもないと確信しては、ほっと胸を撫で下ろし。何かを言いたげな表情が気に掛かるも、予鈴が鳴ったのにまだ廊下にいることに少し慌て。いつもなら既に教室に座っている頃だが、つい話せるのが嬉しくて話し込んでしまい。まだ話したい気持ちはあるが、授業に遅刻する訳にもいかず、友人を急かし、後ろ髪を引かれる思いで教室に向かい)
あっ…もう予鈴…。早く行かないと遅れるな。じゃあ、先生。また後で。
…あぁ…後でな
(“何とも無くて良かったですね”というたったそれだけの言葉でさえ、相手の口から聞けるのが嬉しくて盛大にニヤけてしまうのを隠す為に少し大袈裟に顔を逸らして。そのまま次の授業へと急ぐ相手を見送ると、ひとり残った廊下の真ん中で何とか表情を整え、職員室へと戻り。そのままパソコンで予定通り小テストの問題を作成していると、隣に座る国語教師から“何かいい事ありました?”なんて突然投げかけられ、思わず飲んでいたコーヒーを吹いてしまい。幸い咄嗟に顔を動かしたのでパソコンは無事だったが白衣は無事では済まず、茶色いシミを多数作ってしまい。その状態で別に何も…と取り繕った所で説得力は無く、仕方無く国語教師には『ご想像にお任せします』と答え、白衣を脱いで手洗いをしては予備が無いのでワイシャツ姿のまま、次の授業の予鈴が鳴っている中、自分の受け持っている化学の授業をしに相手の教室まで向かい)
お前ら~授業始めるぞ~…
あー、終わった終わった。次は化学だっけ。
(今の授業が終われば次は化学の時間で、内心、そわそわしながら授業の終わりを待ち。とは言え休み時間に1人でいては流石に怪しまれるため、休み時間は心を許している友人たちと、他愛ない話をしながら時間を潰し。化学の授業は板書もあるため、前を見ていても黒板を見ていると思ってもらえ、自分には好都合で。これが体育や音楽等、板書のない授業ならば、黒板を見てるフリをしながら相手を見る、なんてことは出来ず。ただ自分がそうやって黒板を見るフリをしていることをわかっているかどうかは定かではなく。相手が教室に入ってくると席に着くも先程、廊下で会った時には着用していた白衣を着ていないことに違和感を抱き、思わず小さく声が出て。今日は特に暑いという訳でもなく、白衣を着ていても問題はなかったはずなのに、等とぼんやりと考え)
あれ…?白衣…。
え~…で、あるからここの結合は…お前ら、俺の服装より授業に集中しろよ。明日小テストやるんだぞ
(こちらは尚も授業を進めているが、一部の女子がやたらと白衣の事について質問を投げかけてくるので上記を言いつつ眉間に皺を寄せていて。だがそんな自分の様子を見ても本気でこちらが怒ったりなどしないと判ってやっている様で、女子達が談笑を止める素振りは無く。しょうがないので授業を続けていると、“せんせーもしかしてコーヒーとか溢したんじゃね?”なんて図星の言葉が聞かれてしまい、流石に反応しない訳にも行かず冗談めかして下記を返して)
なんだよ、俺がコーヒー溢しちゃいけないのか?今日は生憎予備が無くて、座学だから脱いで洗ってきたんだよ…悪いか?
(その言葉に対して“悪くないでーす”、“意味深な行動取るのが悪いと思いまーす”なんて返事がくれば、『意味深て何だよ意味深て』と暫し授業を中断せざるを得ない位笑い声が飛び交う事となり。その喧騒の中で相手の方を見てさり気なく目を合わせれば、深く一度頷いて見せ)
………はぁ…。
(いつもは静かな教室の中、心地の良い声だけが響いている授業も、いつもと違う姿に談笑する女子によって邪魔され。ここで一言、『うるさいんだけど』とでも言って黙らせたい気持ちはあるものの、その行動は学校で演じている誰にでも分け隔てなく友好的な人間像を壊してしまう行為で。本来の自分をある程度押し殺してまで得た地位、それをすんなり壊してしまうのは、勇気がいり。自分に出来ることは、せめて自分だけでも真面目に授業を受けることだと、女子の談笑している声を無視して、板書をノートに移し)
ふっ…。…!
(そんな中、白衣を着ていない理由が、コーヒーを溢したせいだとわかると、周りにバレないように口元を抑えて小さく笑い。授業が中断してしまうということは、板書も一旦中断されるということで、ペンを置き。ペンを置いてふと顔を上げると相手と目が相手と目が合い、深く頷かれると、こちららも頷き返し)
ったく…ちゃんと板書だけはしておけよ~
(ひと度笑いの渦が落ち着くと、上記を言い黒板をつつき。丁度そのタイミングで授業の終了を告げるチャイムが鳴り、クラス代表の生徒に『全員板書終わったら消しといてくれ』と告げて挨拶もそこそこに教室を出て。相手と頷き合えたことは良かったし、結果として学校で相手の吹き出す顔を見られてラッキーだったなんて思って。廊下でひとり肩を回しては一旦職員室へ戻り、次の時間は他のクラスの授業だった為その教室に向かって。時々ぼーっと相手の事を考えてしまうが何とか授業を終わらせると、昼食を取る為に学食へ向かって。何を食べようかと迷った挙句唐揚げ定食とお茶をチョイスすれば、それを受け取って適当な席に座り。学生達の騒がしさをBGMに、スマホを弄りながらあわよくば相手に会えないだろうかと周りを見回しつつ食べていて)
(/どうしても展開的に先が思いつかず、高校で珍しく学食がある設定に勝手にしてしまいました…何かあれば何なりとお伝え下さい!)
…よし、と。
(他の生徒が、談笑や笑いで板書をしていなかった時も自分は板書をしたいたお陰で、まだ移し終わってない生徒たちを尻目に、少し早めに板書を終え。友人たちにちらりと視線をやるも、友人たちも他の生徒同様、まだ板書の最中らしく、恐らくこの休み時間は殆どが板書で終わるだろうと悟れば、席は立たずに次の授業の準備を始め。そして午前の準備を終え、お昼になると友人から食堂に誘われ、自分も今日はお弁当を持ってきていないため、快諾して食堂に向かい。何にするか、と考えながら食堂に足を踏み入れ)
(/いえいえ、大丈夫ですよー。1つだけど食堂について質問なのですが、食堂の注文システムは券売機なのか食堂の人に直接言うのがどちらかのイメージはありますか?)
…そう、合ってる…ん、それは次の授業で解説するから…いや、別にぼっちじゃねぇし
(尚もスマホを弄りながら食べ進めていると、後ろから男子生徒に声をかけられてもしかすると相手!?と振り返って違うと気付いてあからさまに声のトーンが落ち。それでも授業についての質問に答えると、近くで見ていた女子生徒から“先生1人でかわいそう”なんて言われては少しムキになって言い返し。それを皮切りにわらわらと自分の周りに集まりかけた生徒をさり気なく散らせば、自分はまたひとり、静かに食事を続ける事となり。券売機やカウンターに立っている生徒をチラ見しつつ、次の時間の授業の事について考えていて)
(/すみません、ありがとうございます。この高校の食堂は券売機制で考えていました!引き続きよろしくお願いします)
何、食べる?え?俺は…そうだなー…。
(丁度昼食時だからか、券売機の前には何人か生徒がいて、友人と話しながらその最後尾に並び。その中の1人に『先に席を取っておいて』と頼まれると自分の注文を伝えお金を渡し、食堂を見渡し数人が座るスペースを探すと1人で食事を摂っている相手を見つけ。1人しかいないから、自分が座ってもまだ他の友人たちも座れそうだと思うととんとん、と後ろから肩を叩いて声を掛け)
先生、隣いい?
(色々と考えつつ黙々と食べ進めていると、急に肩を叩かれてびくりと肩を跳ねさせる。いつもの落ち着いた波の無い様子からは一変、『ひぇ』なんて間抜けな声を出してしまってはそれを誤魔化す為に大袈裟に咳き込み。やっと落ち着いて振り返ると相手の顔が解った所で思わず顔がニヤけ、『った、小鳥遊…あぁ、隣?良いけど…うん…』なんてなんだかふにゃふにゃした返事になってしまい。相手の事だから1人で食堂に来た訳では無いだろうなと思っていると、後から受け取った料理を運んで来る生徒達が目について。相手と一緒に食べるのは何とも無いが、自分が相手の事を気になっているというのは恐らく互いしか知らないので、食べている所とか自分の仕草が変に思われないだろうかと考えてしまっては急に食の進みが遅くなり)
俺は…別に構わないが…小鳥遊は何を頼んだんだ…?
ぷっ…、ふふっ…。先生、なんて声出して…。
(普段、聞かないような間の抜けたような声を聞き逃す訳もなく、それを取り繕おうとしている様子も相まって、堪えきれない笑い声が漏れ。自分とわかった瞬間、破顔したことに釣られそうになるが、ここは学校、と思えばぐっと耐え。歯切れ悪くも隣に座る許可を得られると、遠慮なく隣に腰掛け。料理を持って自分を探しているだろう友人を見つけると軽く手を上げ、居場所を伝え。『あれ?来栖先生?何で?』という友人の声には『席が空いてたから相席頼んだ。』なんて、事も無げに答え。相手からの問いに、友人が持ってきてくれた料理を指差し。友人から自分の頼んだものを受け取り、そこにはお揚げの乗った、所謂きつねうどんで)
これですよ。
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