匿名さん 2026-01-10 01:05:30 |
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…ごめんね?今回は魔王様直々の命令でさ。アンタらに構ってる暇も、“勇者サマ御一行”と遊んでる暇も、正直なかったんだよね。……まあ、ご立派な教育係のおじさんならさ、俺がこんな顔してる時点で、もう察しはついてるでしょ。
(一瞬だけ視線を走らせ、相手の表情を確かめると、口元だけで小さく笑った。指を折りながら、思い出したみたいに適当な項目を並べてみせて。「魔王様は無事だよ。ついでに言うと、怪異達のお墨付きで絶好調――健康診断があったら満点取るって噂、聞いたことはないかい?」報告は以上デース、とでも言いたげに、気楽に息を吐いた。――ほら、用件はこれで終わりだろ?そんな区切りを置くための、わざとらしい間。けれど次の瞬間、唇の端がゆっくりと吊り上がる。逃がす気のないそれは、最初から出口を塞ぐ笑みだった。)
……で?次はアンタの番だね。その怪我さ、話題に出さずに俺の前、何事もなかった顔で通れると思ったワケ?(進路は譲らない。逃げ道を塞いだ、というより最初からここに「通り道」なんて無かったみたいな立ち位置で。楽しげだった声音が、ほんの一段だけ落ちる。)
大人しく俺に捕まって。これ以上無茶されるとさ、俺が先に…気づけなかったみたいじゃん。
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