匿名さん 2026-01-02 23:22:05 |
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素敵すぎる先ロルをありがとうございます!私には到底描けない文章力で、思わず何度も読み返してしまいました。普段はもう少し短めのロルになるかと思いますが、長さにはムラがあると思いますのでその点もご理解いただけたらと…!ロルを回すのが久しぶりなので、拙いところもあるかと思いますが……温かい目で見ていただけたら嬉しいです。こちらこそ、何卒よろしくお願いいたします!
今何時だと思っている。(階下の扉が閉まる音と同時に屋敷の空気がわずかに濁ったのがわかり、またか、と腹の底が冷えるような苛立ちを覚えながら夜の残骸みたいなアルコール臭と安っぽい香水の残り香が廊下を這って二階まで上がってくるのを舌の奥で噛み潰す。こんな時間まで外にいた理由も、今さら問いただすほどの価値もない。どうせいつもと同じだ。足音の癖をいちいち拾ってしまう自分に苛立ちつつ、それでも無視する選択肢は最初からなかった。ここで黙って見過ごせばこの家の秩序がまた一段と薄くなるのがわかっていたからで、ちょうどあちらがドアノブに指を掛けたところへ視線を向けることもなく近づき、廊下の暗がりに立つ影を視界の端で捉えたまま眉だけをわずかに下げ、呆れたような声で)……香水と酒の匂いを落としてから歩け、ここはお前の遊び場じゃない、父の屋敷だ。(言い終えた瞬間、自分が相手を相手として扱ってしまった事実が胸の内側をざらつかせる。だからそれ以上は言わない。視線も合わせない。名前を呼ぶなど論外だ。扉を開けたまま道だけを塞ぎ、ここを通るなら最低限の形くらい整えろと言外に押しつけながら自分の中で形を持ちかけたものはすべて苛立ちという名で踏み潰していき)
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