三丁目のミケネコさん 2025-12-29 21:12:59 |
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(程なくして戻ってきた貴方に優しい言葉と共に手を握られては、『あ、…違くて…』と話そうとしてそのテキパキとした格好良い所作に圧倒されてしまう。なんでそんな器具を院内でも無いのに持ち歩いているのか、いや、それ聞くよりも先にお礼を言わないと、というか何だっけこの器具…と自分の指にはめられたそれを見ていてクラクラとする頭でその名前を思い出そうとして。確か…“パルスオキシメーター”って名前で、脈拍等を測る装置だったな…と思い出した所で先程よりも明確な不快感が胸辺りに広がる。どんな風か教えてくれる?と、まるで子どもに問いかける様に落ち着いたその口調に気を許し、少し潤んだ目で貴方を見つめて下記を)
苦し、くは無くて…多分軽く脳しんとう、起こしてるのかな…気分が悪いんです…
(仮にも研修医が、プライベートとはいえ油断して自滅して久しぶりに再会した目指すべき人の前でこんな醜態を晒しているなんて、恥ずかし過ぎる。しかもこの後ご飯に行くとか話していたのに、そんな時に『気分が悪い』なんて言いたくなかった。だが自分から言わないとどうしようも無いし、黙っていて治るものでも無い。そっと自分の為に屈んでくれている貴方と顔が近くなる位椅子に座ったまま前屈みになると、前額打撲の痛みと悪心の両方に耐えていて)
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