三丁目のミケネコさん 2025-12-29 21:12:59 |
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(そうですか、と一度受け入れてくれたらしい雰囲気でとても嬉しい気持ちになるが、その後に続けられた言葉に自分の脳内が疑問符でいっぱいになる。“かつての蜂鳥は此処では不在なんです”?だってかの憧れのお医者さんは今ちゃんと此処にいる訳で、これまでの行動で自分はそれを確信した訳で…駄目だ、考えれば考える程よく解らない。『っえ、ーと…?』なんて間抜けな声が出てしまえば、こてん、と首を傾げて。だがその間にも貴方は言葉を続けている。辛うじて理解出来たのは“2人”と“夕食”という単語。その瞬間、両耳がぎゅん、と赤くなり、ぐわん、と頭が一瞬揺れる。聞き違いでは無いだろうか…自分と貴方が2人きりで食事?久しぶりの再会に対する祝福にしては少し大がかり過ぎないか、と普段信じてもいない神様の存在を疑ってみる。だが貴方の様子を見る限り冗談を言ってこちらを揶揄っているのでは無い様で、益々自分の思考に歯止めが効かなくなる。だって、そんな…本当に自分なんかが、良いんだろうか?これにOKしてしまったら、どこかで自分達の様子を伺っているカメラマンとかドッキリの仕掛け人とかに連行されたりしないだろうか?と周りを見回してみるも、当然だが何も怪しいものはなくて。こんな展開、自分からでは絶対に切り開けない。こんなチャンス、滅多に無いぞ自分!!と人知れず鼓舞すると、紅く染まった頬を隠す様に両手で顔を覆って、小さな声で下記を伝え)
…俺で、良ければ…ご一緒させて下さい…
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