名無しさん 2025-11-01 17:23:46 |
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天
うわっ、結構揺れるな。
( こちら側に移動してきたためにゆらゆらと揺れ動く観覧車に少し驚きながらも、彼が笑っているのをみてつられるように自分も笑みを浮かべる。彼の長い腕のおかげで自分が撮るよりもより上から撮れるので、これならば盛れそうだななんて意外にも女の子らしい思考でピースをする。彼の号令でシャッターが切られ一緒に写真を見れば嬉しそうに保存した。彼が向かいに座ってからは窓の外を見て景色を楽しんだ。高所から夜景を見渡すのはとても綺麗であえて感想を伝えることはなかった、きっと彼も同じことを思っていそうだから。ふと名を呼ばれれば窓の外から彼へ視線を移して小さく首を傾げて )ん?
蓮
ん、さんきゅ。大事に食うわ。
( 彼女から渡されたキャラメルを見ては手書きでメッセージがあるのことに気づき、子供のようにくしゃっとした笑顔でお礼を伝える。箱を高らかに上げて大切にする旨を伝えながら駆け足で彼女の前を去っていった。その後の試合は相変わらず手を抜くことはなく真剣に相手と向き合うようなプレーで勝ちを収めていく。試合もだんだんレベルが上がるのがわかるようで、本人の汗も多くなり、決めるのが難しい場面も多くあった。そうして試合を終えた頃には夕方になっていて、彼女が既にバイトへでかけたこともわかっていた。連絡をしたのは家に帰ってから寝る支度をしたあとの8時頃で。「バイトお疲れ様。今日はありがとうな」と端的なメッセージを送り )
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