地縛少年花子くん　也

（ 授業も受け終わった所、放課後を知らせるチャイムが学校中に鳴り響く、鞄に教科書やノートなど必要なものを入れ鞄を肩にかけて廊下に出る。旧校舎の方向に向かって歩き出そうと足を一歩前に進めた所で不意にすれ違った先輩であろう人を思わず二度見、顔が整っており思っていなくとも再び視線を送ってしまい。その姿を丁度教室から出てきた葵に見られて廊下付近で話しながら歩みを進める。階段付近で親友と別れた後、旧校舎に向かいながら先程の先輩の事を考えて。一人で歩いていたし声をかけていれば一緒に図書室で勉強くらい出来たのではと思考を巡らせ今からでも探しに行こうかと考えている自分が、イケメンと勉強会…なんて想像してみて内心キュンキュンして。そこでもうとっくにチャイムが鳴っていた事を思い出して彼をだいぶ待たせてしまっていそうに思える、旧校舎のトイレに近くなってきた、小走りで移動しているとかもめ学園の生徒会長とばったり出会い。”わっ、源先輩…！？”と驚いた拍子に少し大きな声を出してしまい、トイレから近いためもしかしたら彼にも声が聞こえているのかもしれない。一通り話を終えると急いでトイレの入口へ向かい、ひょこ、と入口から顔を出していつものように名前を呼ぶ。）

は～なこくんッ、お待たせ！


（／十分すぎますし、返しづらくも何ともありませんのでご安心下さい！此方もお名前変えておきました。当方のロルについても返しにくかったら本当にすみません…！！）