/ 2025-07-27 14:56:40 |
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( 彼女が自分の名を繰り返せたのを確認し、名前という1つの小さな情報ではあるが、大きな一歩を歩み寄れた気がしたのは奇遇にもこちらも同じで、『 上手だ。 』と一言添えてゆっくり頷く。しかし、彼女は依然として心細そうに此方を見つめ、今度はそれぞれの道を指差した。どちらに進むべきかを尋ねているのだろうが、この場合は連行する手筈になっている。仮に今逃したとしても王宮内で他の部下に捕まるだけ。それであれば自らの足で連行された方が幾らかマシであろう。 )『 俺とメイ、向こうへ行く。…立てるか? 』( まず右人差し指を自身へ向けてから彼女へ、次に小道の方へとトントンと2回程指し。そしてその掌を上に向けて上へと軽く仰ぎ、左手は相手の方へと差し出して。共に王宮内へ向かった後は、言語に精通した学者を通して(物騒な言い方だが)尋問をする必要がある。それから議会にかけられ、措置について言い渡される。本来であればこれらの説明義務があるが今の彼女には伝わらないし、またパニックになられても困るので伏せておくことに。 )
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