胡散臭そうな男 2025-07-25 23:01:02 |
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( 昼寝の提案には「それもええなぁ」とのんびりとした口調で返しつつ、自分の思うままに、と言葉を貰うと、幾ら慎重気味に触れていた手つきも自分の髪を乾かすときのように軽快な手つきへと変わり、片手でドライヤーを、片手で相手の髪を梳きながら、シャワーで温まった事もあり、昨日より遥かに血色が良くなった相棒の後ろ姿を眺めながら機嫌よさそうに小さく鼻歌なんかを歌って。)
ほんま?
俺も全然気にならへんかったし、というか、俺も嬉しかったで。だって、ゆうちゃんにとっての特別みたいなもんやろ?
( 苦笑いが聞こえては、背後から相手の顔を覗き込むように少し身を乗り出して自分自身も首を横に振りつつ返答を。そして「お互いが嬉しかったんならええか」と笑い混じりに肩を竦めた。
丁度髪の毛も良い具合に乾いたようで、ドライヤーのスイッチを切りながら最後にさらりと右手で相手の髪に触れて。
その時ふと右腕が視界に入り、刺青の色が若干薄くなってきているのか、隠されていた無数の傷跡が浮かび上がっていた。)
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