胡散臭そうな男 2025-07-25 23:01:02 |
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(ソファに座っていた相棒が欠伸を噛み殺しているのを見ると、こちらも釣られて仕舞い小さく欠伸を溢した。いつぶりだろうか、中央街に居た頃から離れてきて今まででこんなにのんびりと時間が流れる日は。『髪が乾いたら、一緒に昼寝でもしようか?』なんて茶化す様に問いかけては、ドライヤーをセットしてくれている間こちらはいそいそと相棒に背中を向けて乾かして貰う準備を整えて)
初めてってちゃんと言ってくれるのは俺は嬉しいです。大丈夫、龍也くんの思うままにやって下さい
(初めての事をやるのは誰だって緊張するものだし、それを打ち明けるのにはどうしたって少なからず勇気が伴う。相棒である自分にだからこそ、初めてでもこうしてきちんと実行しようとしてくれているというのは少し考え過ぎだろうか。でも、それでも良い。大切にしたいと思える時間が増えていくのなら、自分はそれを壊さない様に動くだけだ、とその勇気に敬意を示す様に珍しく敬語で優しく上記を伝えては相棒の冗談にも軽く笑い、されるがままに乾かされていて。だがふと自分の発言を反省するかの様な言葉が背中越しに聞こえると、苦笑しつつ首を傾げては下記を述べて)
さっきの事?俺は寧ろ、大事にされてるって気がして嬉しかったけどな…というか、それを言うならそれに答えてた俺の言葉も中々じゃない?別に気にならなかった?…龍也くんになら幾らでも…ってやつ…
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