匿名さん 2025-06-28 22:32:39 |
|
通報 |
… ふふ、もう飽きてしまったのかい。
( 先読みしていた反抗も口答えもせず、腑に落ちない言葉だけが聞こえてくる。数回ちらりと横目で彼を映し、不器用ながらに悶々としつつも懸命に向き合っているその姿。今でいう若者の見た目からは真逆、物分かりの良い純粋な子ではないかと安堵を抱く。青二才、勉学に励む大切さを充分に理解できぬ時期もあったなと、若い頃の自分と重ね、懐かしくも切ない思いを胸に浸らせる。無論、握るペンは途絶えることなく作業に没頭していて。進めていく内に、他生徒の不要な落書きを見つけるも和んでいた中、隣から不意に呟く声が。か細くも字が綺麗だと褒められれば、必然と顔を向け口元は綻び穏やか笑声が漏れ一つ戯言を。嬉しさからか椅子を少し相手の方へと移動させ、僅かに距離を縮めれば此方も本音で褒めを返して。偉いと綴る言葉と共に手を伸ばし、彼の頭上をポンポンと優しく撫でてあげ。束の間、そっと顔を覗き込み柔い表情を浮かべては、大人に委ねることも忘れずにと続けて。 )
ちゃんとやってるみたいで、偉いね。分からないところがあれば躊躇わずに聞くんですよ。
| トピック検索 |