韓国人アイドル 2025-06-13 16:01:03 |
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おはようございます。今日はよろしくお願いします。
( スタジオへ入ると同時にカメラチェックや舞台セットの確認などを進めるスタッフ達へ挨拶すると、メンバー達もスタッフへ『 よろしくお願いします! 』と続けて頭を下げた。今日はグループがアンバサダーを務めるファッションブランドの広告撮影。メイクはばっちり、衣装は勿論ブランドのもので、ソジュンはトレンドを取り入れたベーシックなカジュアルスタイルになっている。メンバー達が各々準備を始めている中、ソジュンはキョロキョロと辺りを見回す。『 ソジュナ、呼ばれてるよ 』と相棒のチョンヒヤに声をかけられるまで気がつかなかったのも、きっと自分が浮かれているせいだ。スタッフさんに誘導され、撮影に入る。カチカチと光る照明の光も、今じゃ慣れっこで。「 いいねーソジュンくん 」と言うカメラマンの言葉に苦笑いで返しながらも、思考はずっと上の空。今日の撮影、彼女が勤める広告会社が関わっているらしい。チョンヒヤによると、さっき彼女に似たスタッフとすれ違ったとか。もしかしたら会えるかもしれない、と思うとドキドキと緊張が相俟って、中々冷静ではいられずに。いつものジェントルマンを構えつつもスタジオ内を歩き回って、彼女を探す。彼女───とは、つまり、" 幼馴染 "のキムユナのことだ。昔から家族ぐるみで仲が良く、ソジュンが片想いを拗らせている相手でもある。その後も数分、メンバー全員での撮影が始まる前にと急ぎ足でスタジオを歩いていると、その背中にあ、と思わず声を漏らし。見つけた姿へ向かって駆け寄り、優しく肩を叩くと。 )
───ユナヤ。
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