「…そう。よかったぁ」 私はにこりと微笑む。 「でも確かに探偵社とかポートマフィアの人とかは異能力見慣れてるけど、普通の人にとっては珍しいんだろうねぇ」 私はもう、戦闘殺戮用の夜叉に家事や書類整理をさせるまで慣れてるんだけど。 流石にそれは、私の殺し屋としての威厳がなくなっちゃうから言えないけど。