「え、あ…」 私は足早に立ち去ろうとするも、嵐は強くなるばかりで、今この場所を離れることは出来なさそうだと思った。 「…」 …バレちゃった。 「…君、武装探偵社の社員でしょ?太宰から聞いたことあるかも」 彼は、私の事を太宰から聞いたのだろうか。それとも、本当に推理したのか…頭の悪い私には分からなかった。