鈴鹿 叶斗 2025-04-07 14:40:59 ID:c5ac4eec9 |
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…え、僕と、ですか?じゃあ兄もきっと喜びます。良い人だね、って言ってて…僕もそう思ってますから
(相手の言葉には『僕で良ければ、』と、声は小さくもニコ、と笑ってちゃんと自分の気持ちを伝えようとしていて。そうして暫く自分に当てがわれた仕事を進めていると、何処からかツン、とキツい香りがしてきた。辺りを見回しゆっくりと後ろへ振り返ると、ケバいという表現が正にしっくりくるおばさんー自分と兄よりは歳上だと感じる女性ーが立っていて。周りから話を聞くとどうやらその人は自分の会社との取引き先、それもお得意様な様で偶にこうして会社に顔を出すのだ、との事。昨日の昼に香水がダメという話を相手としたばかりだったので、なんてタイムリー!と運が良いんだか悪いんだか解らない突っ込みを入れると早速その影響を受ける。しかも自分が大の苦手な柑橘系の香りで、そのせいで頭痛が酷くなり、それによりえずきを発症する。流石に本人のいる前で吐く訳にはいかないし、今オフィスを出れば、お得意様に嫌な印象を与えてしまう。それに隣席の彼女以外誰も自分が香水が苦手だとはまだ知らないのでこれは詰んだ…と仕方無く対症療法としてしゃがんでデスクの下に隠れ。申し訳ないが戻さない内に早く帰って欲しいな、と無力ながら念を送っていて)
…っ、ぁ…やばぃ…
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