一陽来復(〆)

これがSwitch!
コンパクトながら画面は大きいのう
ふふ……やれる日が来るとは思わんかった

（この中にSwitchがと言われ、手渡された鞄の中を見てみるとこれです!と言わんばかりの大きさと色合い。
おお、これが!!とちょっぴり感動しながらSwitchを手に持つ。
スイッチはどこだ?と探していればそれらしきボタンを発見。早速と起動させてみれば、画面が明るくなり電源がついた。さてここからはどうやるのだ?と心の中で首を傾げていたら青年が戻ってきた。
怪我の手当もしてある。小さな子はよく転ぶがあの歳で動じないようになったのは恐らく未だによく転ぶからだろう。
大変だなぁと他人事みたいな感想を抱いていればお握りが欲しいとの事。
もちろんだと笑みを浮かべ、お握りを探し出して手渡し）

そのおにぎり、絶品じゃろ?
とある婆さんが握っていたお握りでの塩加減がちょうど良い塩梅なのじゃ
にしても、よく地図もなしに来れたの?
まぁ、妾が招いているのじゃ、来れなくなるほどの事には見舞われないとは言え大変だったじゃろ
昨日はついうっかり、神社名を伝え忘れたしのう
ここは大日?尊の娘、通称紅蓮を祀る社での、奏炎神社と言う
今は廃れたが昔は人で賑わっていた社じゃ