>八尋さん (旧校舎から本校舎までは案外遠く、ここに先生が通ったら絶対怒られるななんて思いながら廊下を二人で走る。どうにか授業には間に合ったようだが、勢いよく帰ってきたためクラス中の注目の的に。彼女の手は握りしめたまま自身の席へ。彼女と向き合うと。) 間に合ったねー!どうにか。 ………あっはは、八尋さん髪ボサボサだ。