奏歌翔音 2025-03-05 00:22:44 |
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>霧崎様
もちろん。逆にごめんなさいね、こんな変なこと言ってしまって
(乗り気な様子の彼女に胸を撫で下ろし、小さく頷く。ただ、傍から見れば怪しい誘いであることは明白で、それを気にしてか謝罪も同時に口にした。幸い彼女は気にして…いなさそうだが。そう考えると逆に心配になってきてしまう。こんなほいほいとついてきてしまうなんて。そんな考えを他所に、早速とピンクッションを鞄にしまい、代わりにお財布を取り出すと小さく首を傾げて。彼女が人に紛れる鬼だなんて想像することも出来ず、見破れず、簡単に行動を共にしてしまう。こちらの方が大丈夫かと心配になってしまうほどで。)
早速、甘いものを買いに行きましょうか。ビエネッタにスタバのアメリカンワッフル … ついでに新作も頼んでいきましょうか?
>キドリ様、無黒様、瑠音様
なッ……、どうして、
(心臓に響く爆発音に、あの少年は、と考えが頭をよぎると珍しく目が見開かれる。あの大きな爆発では、小柄な体が衝撃に耐えられるとは思えない。爆風も凄まじく、吹き飛ばされてしまったのではと冷や汗が垂れる。地面に着地した瞬間、無黒から瓦礫へ視線が逸れ、そしてその途中にいたキドリを視界に捉えて。どうやら スライムが無抵抗の彼女を攻撃しようとしている と感じたらしく。それはそれでいけない、と守りたいものが多すぎて着地後に隙が生じてしまった。なぜ今日はこんなにも上手くいかないのだと、思わず言葉がこぼれてしまう。あろうことか戦闘中に無黒に背を向けるという判断をすると、まず1番近いキドリに向かうことに。浮遊していたもうひとつのピンクッションを箒代わりし、乗り込むと其方に向かわせ。片手で指を鳴らせば糸は容易に解除される。粘液に手を突っ込み彼女を救い出すように持ち上げると、そのまま少年の方を見やり。どうやら怪我は無いらしい。安堵したように微かに息を吐くがその視線の先、つまり無黒を再び振り返ると迫る流れ星にまた目を見開くことになる。下手したら死んでしまうかもしれない、それは避けなければと考えるがそもそも自分が先程から隙が多すぎて、攻撃されても避けられない可能性も高く。)
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