匿名 2025-03-02 20:52:59 |
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え?──あぁ、ごめんね。少しぼうっとしていたみたいだ。( 親友の声に逸れていた意識を戻すと双眸を瞬かせ )なるほど。普段とは違う時代の調査、か…。主が僕達を任命して向かわせるのにも意向がありそうだね。これは推測だけれど今回の任務は過去には溯行しない、つまり主の生きている時代──現在への調査に向かう可能性が高そうだ。水心子の考えも聞いていいかい?
─────
まさか水心子が来てくれるなんて思わなかったから、──うん、正直驚いているよ。もうこの場所は彼にお願いをして終わりを待つだけだったからね。今でも僕の願望で作り出した水心子と話しているんじゃないかって。だけど来てくれてありがとう。今こうして水心子と話せて凄く嬉しいよ。( 心からの笑みを浮かべ )
それに僕に迷惑をかけるだなんて思わないで。僕の主も四年くらい本丸に居なかった時期があったから心配いらないよ。
…ところで水心子。この場所は僕の過ちでこうなってしまったけれど、君が来てくれたからまだ望みを捨てなくてもいいのかなって思えたんだ。今の状況を一変するためにも新たな場所を設けようと考えていて、───水心子、君さえ良ければ一緒に来てくれないかな?( 相手の手を包み込むように握りしめると真っ直ぐ見つめて )
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