匿名 2025-03-02 20:52:59 |
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うん、そうだね。主の所へ向かおうか。──学校…そうなると生徒に扮しての潜入調査とかになるのかな。水心子は努力を怠らずひたむきに理想を追い続けることができる凄い刀だから、仮に教師として潜入したとしても案外似合いそうだよね。…でも僕としては同学年の生徒の方が同じ時間を長く過ごせるから此方の方がいいかな、───…どうやら話をしているうちに主の部屋の前に着いたね。主、入るよ。( 一声かけると襖に手を掛け )
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大慶か…。彼は水心子が来ているって知ったあたりから君と話がしたくてうずうずしているようだよ。でも今は僕が水心子と会話をしているから気を遣っているみたいだ。この任務が終わったら僕はまた遠征部隊の方へ組み込まれるはずだから、その時は大慶と過ごしてあげてほしい。きっと彼も君に会えるのを楽しみにして待っていたと思うから。( 微笑めば遠くの方で此方の様子を伺っているもう一振の江戸三作の刀を見やり )
──あははっ、その言葉を言えてしまうなんて水心子は凄いなぁ。うん、僕もできる限りのことはしていくつもりだ。後のことは僕に任せて待っていてほしい。すぐには新しい場所を作れないけれど、必ず君の名前を呼ぶよ。( 決意を新たにすると今度はしっかりと手を握りしめ )
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