スレ主 2025-02-22 08:41:29 |
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【洋館/1F客室(110号室)/巴マミ】
ーーじっとりと間伸びした時間の感覚、ベッドに腰掛けた金髪巻き髪の少女(巴マミ)
マミ「何なの…一体」
そう思わず口にしてしまう彼女の視線の先は雨が打ち付ける窓、と其処に佇む顔面蒼白な自分と同い年くらいの洋装の少女だった。まさしくホラー染みた状況だが、巻き髪の少女もまた(尋常)では無い側の存在(魔法少女)…自身の知識を元にして考えた場合…
“魔獣”の見せる幻覚か何かなのだろうか?
しかし、こんなモノは今まで一度も見た事は無い…
まるで本当に(幽霊)か何かめいている―窓の外で雨に打たれながら、その洋装の少女は不意に指で窓に字を書き始めた。
それは真っ赤な血文字で…
“3度目のチャンス”と
ーーーーー
ーーー
ー
マミ「…はっ」
まるで瞬間的、刹那的な白昼夢めいたモノを見ていた様に良く通る青年(クー・フーリン)の優しげな声で我に返り。
慌てて窓の方に振り返るが、其処には雨粒が叩き付ける水飛沫と闇しか見えず、血文字もあの幽霊めいた少女も影も形も無くなっていた。
マミ「夢…だったの?ーーーごめんなさい、少しうたた寝していたみたいで、恐らくそう…みたい。」
話し掛けられている事に中々気が付かなかった事を巻き髪の少女は改めてベッドから立ち上がって向き直り不可思議な気配の青年(クー・フーリン)に一言詫びて、聞かれた事を肯定する。
そうして
マミ「私はマミ、巴マミ…学校の帰りから記憶が飛んでしまっているけれど、気が付いたらこの部屋にいたの。ひょっとして貴方も?」
と自己紹介しつつ覚えている限りの経緯を話す。
>クー・フーリン(キャスター)、ALL
【洋館/1F学習室/????→リカ】
色々と異なる部分はあるものの、ある種の(アニマルセラピー)
よろしくぎゅっと相手(狼谷)に抱きついて一頻り泣いた結果多少なり安らいだのか落ち着きを取り戻したらしく"ありがとう"と小さく心からの礼を言って
????→リカ「…さっき言ってた(ドール)って言うのは"わたしたち"の事をまとめて言った総称みたいなモノで、わたしのちゃんとした名前は(リカ)って言うの。……あなたの名前は?わんちゃんみたいなヒト。」
"ネクロニカドール"ヒト滅びし終末の時代をかつてのヒトになぞる様に生きてその証を刻む人類と言う種の名残花、永劫の姉妹達。
或いは死体狂い(ネクロマンサー)の退廃混じりの屍者人形劇、暇潰しの産物。
そんな屍者な少女(リカ)は改めて抱きついたまま、怪異の少年(狼谷)に名を尋ねた。
>狼谷拓人、ALL
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