スレ主 2025-02-22 08:41:29 |
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>アイル、フサキン&シュミタロウ、1FエントランスALL
【洋館/1Fエントランスホール→2F中央通路/チア、リカ】【進行が遅くなって申し訳ないです;停滞している箇所も順次進めて行きます故】
件の(イチゴダイフク)に関して此処(洋館)に飛ばされる前に既に販売所に凄い行列が出来ていたというシュミタロウの言葉に落胆した様子のフサキン、そんな彼(フサキン)に慰める様に背中を撫でているアイルの様子に(…似た様な材料と、調理に使える設備がありそうなら後で作ってみる?)と少し気の毒に思ったリカはそう声を掛けつつ…
チア「うん、いーっぱい居たよ。アンデッドに突然変異のミュータントに昆虫兵器、自己進化してより賢くより大きくなってく植物兵器とか暴走して誰にでも攻撃を仕掛ける自律兵器、あとよく分かんない(お化け)とか色々ね。」
リカ「……普通の生き物の方が寧ろ希少だったわ。」
話の流れでかなり危険で恐ろしい環境(『外郭』)を識るらしき彼(アイル)からの質問に、相変わらず無邪気ながら妙に具体的な名前を挙げて答える双子のドール姉妹の内の赤い双眸の方(チア)、其れを補足して普通の生き物の方が珍しい存在だったと蒼い双眸の方(リカ)が付け加えて…
チア「うん、ワンちゃん並だよ!わたしの嗅覚!……匂いはこの先(2F)からだね。」
リカ「――ドア…少し待って」
階段を登って、2Fの中央通路へ続く扉を前にして、其々警戒して続く同行者達にそう声を掛けつつ
…スポッ
という何だか軽めの音を立てて、双子の蒼い双眸の方(リカ)は――あろう事か自身の左目――綺麗な蒼い眼球を義眼か何かの様に(しかし生体部品故にほぼ本物である)手で取り外すと、扉の下からビー玉でも転がす様にして侵入させる。
リカ「――ドアの近辺には何も…いないわね。」
どうやら遠隔式のカメラの様な機能を持っているらしい、一時的に隻眼になり片目を瞑る(ドール)の少女(リカ)は反対側の安全を確認して、躊躇無く扉を開く。
―――途端に少しばかり黴臭い――年季の入った建物の匂いが鼻腔を擽る。
廊下の構造や造り自体は1Fと変わらないがやや広めな廊下――御丁寧に其処から点在するドアには室名が載っている。
近くから(客間)、(書物保管庫)、(遊戯室)、そしてやや大きめの豪奢なドアの(ダンスホール)
奥の方には(衣裳部屋)
チア「へぇ~結構色々部屋があるね。」
リカ「…チアの服に関しては(衣裳部屋)に用が在るけれど、フサキンさん、シュミタロウさん、アイルさんは何か他に確認したい部屋はある?――」
そう三人に意見を求めつつ、転がしていた左目を再び空いた眼窩に嵌め込んで元通りにする蒼い双眸の少女(リカ)
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