▲ 2024-12-21 08:10:28 |
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(/初回ありがとうございます。設定が少し悲愴チックですが、そうなりすぎないようにはしたいと思っていますので、よろしくお願いします。こちらも何かあれば遠慮なく言ってください!)
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( 真っ暗な視界、物音は僅かな建物の軋み音と、遠くから聞こえる船が出立する際の汽笛の音。海の近くであることが分かると、このまま斜巻きにでもされるか、はたまたドラム缶の中に入れられ海に流されるか、頭を巡るのはどれも最悪の結末ばかり。何にせよ、自分をこのようにした組織がこのまま自分を放っておくとも思えないが、抵抗するだけの力はなく重い体はびくりとも動かず、冷たい地面が薄着の肌にぴったりとくっつくように、自分もその一部となっているような気さえする。だんだんと意識が遠のいていく感覚ー。…そのとき、はっきりと聞こえた足音と重たい扉が開く音が耳に届き、薄らと重い瞼を開けその音のする方を見ては。)
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