警視庁能力犯罪対策課の戦い【現代ファンタジー/戦闘/恋愛/途中参加歓迎】

>59 神崎様

（/素敵な方だと思いまして、絡ませて頂きます！よろしくお願いします！）

「…………おッと、気ィ付けろよ？ ケガすンぜ、ガキンチョ」

（非番の日、適当に気分転換にでもと珍しく日中。それもかなり平和な治安の良い区域を散歩していた張。そんな時に見知った顔を見つけた彼女は、歩いて声をかけようと近付いていたのだがその途中で鬼ごっこでもしていたのだろうか、駆けてきた子供とぶつかってしまう。その影響で子供は転けそうになるが、彼女はそんな子供の腕を掴んで引き起こす。子供はすぐさま謝ろうと顔を上げるがその凶悪そうな見た目や雰囲気に気圧され怯えた表情を浮かべたのだが、以外にも張は軽く笑うと子供の頭をポンポンと優しく叩き、軽い忠告をして通り過ぎたため子供は、ポカンとして呆気にとられたものの直ぐに我に返って逃げるように友人たちの元へ走っていく。そうして張は、走り去る子供の背中を横目で見たあと、昼食を抜くことになって少しばかり残念そうにしている同僚へと声を掛ける。）

「よォ、センパイサン？ パトロールか？精が出るじゃァねェの」

（先程子供にみせた少し優しげな笑みとは違う、軽いながらも皮肉げな笑いを顔に貼り付けて、能犯課の先輩に当たる神崎美言にパトロールでもしているのか？と話し掛ける。）