人間 2024-09-29 13:36:37 ID:88fede34f |
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(彼女を見送ると屋敷の中はしんと静かになり、見慣れた風景に戻るのはいとも容易く早かった。ランタンを外しゆっくりと過ごして1日を終えると、次の日には体調は万全な状態に。丁度、森近くの町の更に隣にある地区から薬剤作りの依頼が来ていたことを思い出し、食卓で炎へ朝食を放ると屋敷の2階の作業場へ歩みを進めた。そこへ置いていた手紙を見れば園芸に使う薬が欲しいのだそうで、作物を守る獣除けそれも魔獣にも効くものが欲しいらしい。後ろに並ぶ棚を眺めては使えそうな素材を思い浮かべ、小さな引き出しからそれぞれ取り出し机へ並べ次第に意識は仕事へと澄まされていった。__庭でもあるのだろうか、一人からの依頼にしては頼まれた薬剤の量は多く、数日経って作り終える頃には空になった引き出しが幾つか見受けられた。空白が気になり、次の日には南瓜の被り物へと頭部を変えて買い物へ。町を抜けて市街地へ出れば怪訝そうな目も増えるも、もう慣れたもの。そう思っていたのだが、見慣れた町へ戻ると一息、自然とため息が漏れてしまった。)
………………やぁ、オバナ。こんなところで会うとは奇遇だ。
(薬草や調合に使う素材をまとめた紙袋を片手に抱えながら、そういえば前に骨董屋を赴いたのは何時だったか、ふと思い出した記憶に道の中程で足を止めた。最近は小物を買うことが多く、通りにある店へは顔を出していなかったはず。大きいものを扱うからか物の入れ替わりも落ち着いており、こうして気まぐれに思い出した際に寄るくらいが丁度良いのだろう。行く先を屋敷から変えようと外へ意識を向けたところで前方から向かってくる見慣れた背丈の人影に気付き、調子が狂わされてか被り物の中で炎が大きく揺れた。何か行動を取ろうとする前に素早く傍へ寄られてしまい、見覚えのある声色に口調に空いた手で被り物を抱える。けれど無視が出来る程の冷酷さは持ち合わせておらず、面倒だと分かっているせいで少し迷った後に南瓜から手を離し彼女へ軽く振ってみせ。尋ねられれば答え、態々横に並ぶ理由が分からず彼女へ体を向き直し。相手の空の籠を見やるに自分とは逆の状態なのだろう、早々に会話を切り上げ別れてしまおうと適当に言い切ると骨董屋へと踏み出した。)
あぁ、仕事で使うものを幾つか…いいや、此処へは買い物というより寄り道に。君はこれから向かうところかな?良いものが買えると良いね。
(/新しい場面の出だし、ありがとうございます!お店に向かう最中という風にさせていただきました。
自分も返信は遅い方かと思うので、也もゆっくりお互いの無理のないように進めて行ければと思います。こちらこそ、よろしくお願いします…!!/返信不要)
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