名無しさん 2024-09-04 22:22:15 |
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……れは、…………俺は、本当に飯だけが目的なら、わざわざお前の家に来たりしねえ。言ってる意味分かるかよ、俺から言えるのはそれだけだ。
( ああ、確かに不用心だと思った。初対面の奴を信用しすぎだろと。彼が指す普通とは何か、あまり理解ができず頭を捻らせながらも静かに話を聞いた。自分達の関係がどうしても"普通"とは思えなかった。しかし彼にとっての普通の条件は1人では満たせなくて、俺の存在があって初めて叶えられるのだという。それは何処ぞのロマンス映画が吐く台詞よりもずっと重くて、まともに受け止めれば致命傷を負うような、巨大な感情。なんでこいつは、いつだって馬鹿みたいに真っ直ぐで混じり気のない言葉を使うんだ。その熱意に充てられ、酔っ払ったように熱くなる顔を腕で隠し、くぐもった声で話し始めて。彼と違い遠回しにしか言葉にできないものの、お前の隣は嫌じゃないと、自分なりに伝えられたと思いたい。大のおっさん同士で何やってんだか。次第に馬鹿馬鹿しくなってきてフッと吹き出すと、膝を叩いてくつくつと笑う。吹っ切れたような気分になり、今なら何でも許してやれそうだと本気で思えてきて。一緒にいろ、確かそう言ったな。それならば早速、要求を聞き入れてやろうか。前回泊まった時は散々だったが、今日くらいはせめて柔らかいところで寝かせてくれよと願いつつ )
……瀬戸。この家、俺が寝れる場所ってあんのか。言っとくが床は嫌だからな。
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