名無しさん 2024-09-04 22:22:15 |
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ん、久しぶり。( 彼からの笑い声とどうも優しい雰囲気の返答にやや戸惑う。「 気をつけてこいよ 」と一言返して電話を切る。今までの彼らしからぬ声色に動揺する。彼にとって自分とはどんな存在なのか、悶々と頭を巡らせながらも、そうと決まれば食材の買い出しをしなくてはとコンビニを出た時よりも軽やかな足取りでスーパーへと向かった。海外出張ともなればきっと食事も口に合わないものがあっただろう、予想だがきっと腹を空かせていると。白菜やもやし、肉をかごへと入れていく。鍋つゆは自分で作るとして、水餃子なんかもあったらいいだろうと。頭の中は彼が何を食べたがっているか考えるばかり。静かに、でもリズムに乗るように進む足を見た誰ともわからない子供が指差して、「 踊ってる 」なんて言われてしまう始末。流石に恥ずかしくなり落ち着くことにした。彼は別にそーゆー関係の人でもないのだ。何を浮かれているのだと。家に帰ってから手洗いうがいをしてすぐに食事作りに取りかかる。何もない部屋に鍋の香りが立ち込んできた頃、呼び鈴が鳴って足早に玄関へと向かい扉を開ける。久しぶりに見たからか、彼の顔を見た瞬間きゅっと胸締め付けられる。それが恥ずかしくって少し顔を染めながら挨拶を )
おつかれ。中であったまってろよ。
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