名無しさん 2024-09-04 22:22:15 |
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……鍋。鍋料理が食いてえ。次は作り置きじゃなくて出来立てでな。
( ささっと身だしなみを整えて荷物をまとめ、はやる気持ちで玄関先まで向かうと、呼び止める声に振り向いて。また来てくれと言う彼は少し緊張しているようだった。赤裸々な過去の話を知られたくせに、酔い潰れた姿を見られたくせに、また俺を誘うのか。どれだけ"あたたかな食事"とやらに貪欲なんだ。正直、今後もこの付き合いを続けていけば、もう1人では生きていけなくなりそうで。こっちに来いと手を伸ばされると、その手を払いのけて拒絶したくなってしまう。以前までの自分なら、きっともう、また会いたいなんて思考にはならない。しかし、彼に見つめられれば、思考回路に異常が生じるように、情が沸々と湧き出て。気付けば、不意に食べたいと思った料理名が口を衝いて出た。シンクの前にいる相手の肩を小突き「また来るから、不安そうな顔すんな」とささやかに笑いかけて。だんだんとらしくない言動に羞恥心を持ち始めたのか、少し頬を染めると「ちゃんと休めよ!」とやけに優しげな捨て台詞を残し、回れ右して玄関から逃げるように外へ出て行った )
( / 背後失礼します。一旦ここで区切り場面転換をしたいと思うのですが、時間経過は数日ほどか、それとも数週間、数ヶ月ほど進めた方がよいかご意見を聞かせてくださると嬉しいです。どちらにしても、だんだんと会うことが当たり前になって「もういっそ一緒に住んだ方が…」と同居の流れに持っていきたいと思っています!
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